11月6日に開催された世界ジュニア2016(スペイン・ビルバオ)団体戦最終日は、決勝戦・順位決定戦が行なわれた。
決勝に進んだのは、準決勝で日本を3-0で下した中国とマレーシア。試合は中国が混合ダブルスを逆転勝利で奪うと、続く男子シングルスは2−0で快勝。一気に優勝に王手をかけた。
後がなくなったマレーシアは、昨年の世界ジュニア女子シングルスを制した16歳のゴー・ジンウェイに望みを託すが、今年のアジアジュニアで頂点に立った中国のチェン・ユーフェイを相手に、ファイナルゲームに持ち込むのが精いっぱい。最後はチェンが21−8で接戦をモノにし、中国が3年連続11度の優勝を達成した。
頂点に立った中国は、今大会で予選を含めたすべての試合で星を落とさず、ストレートでの完全V。世界に揺るがない強さを見せつけた。
なお、この日は順位決定戦も実施。日本とタイの3位決定戦は行なわれなかったが、日本は13年から4年連続となる銅メダルを獲得した。
世界ジュニアは7日に休養を挟み、8日から13日まで個人戦を行なう。
決勝戦の結果は以下の通り。
◆決勝
中国 3-0 マレーシア
▼混合ダブルス
Jiting HE/Yue DU 2-1 Tang Jie CHEN/Thinaah M.48分
▼男子シングルス
Feixiang SUN 2-0 Jun Hao LEONG40分
▼女子シングルス
Yufei CHEN 2-1 Jin Wei GOH70分
■最終順位
1位中国 2位マレーシア 3位日本 3位タイ
5位インドネシア 6位台湾 7位デンマーク 8位インド
9位韓国 10位シンガポール 11位フランス 12位イングランド
13位ドイツ 14位アメリカ 15位ポーランド 16位チェコ
※16位まで掲載