スディルマン杯 日本代表コメント

5月10日にスディルマン杯(中国・東莞)初日が行なわれ、第1グループ・Bリーグシードの日本は、初戦でロシアと対戦。男子ダブルスは敗れたが、その後に盛り返し4−1で勝利。大事な初戦をしっかりモノにした。

ここでは日本代表のコメントを紹介しよう。

桃田賢斗(男子シングルスに出場。2−0で勝利)

「ケガ明けでどれだけ動くか確認できたし、納得のいく自分らしい試合ができた。(アジア選手権前に負った)右足首の痛みはほぼなくなっていますが、踏み込むのは怖かったです。(スディルマン杯前の)代表合宿ではフリー練習はちょっとやっていたけど、1試合を通した練習はできなかった。だから、内心は緊張していました。この試合で踏み込んでも痛くなかったことで、キレのある動きがもっとできるなと思えました」

 

遠藤大由(男子ダブルスに出場。0−2のストレート負け)

「前回のスディルマン杯は個人的にダメだったので、今回は強い気持ちを持っていた。それなのに、こんな試合をしてしまい悔しい思いしかない」

 

早川賢一(男子ダブルスに出場。0−2のストレート負け)

「相手は長身なので打たせたくない思いが強かった。ドライブ重視でいったけど、それにうまく対処されてしまったという感じ。先に攻めたかったが、逆に攻められ続けていい流れが来なかった。スディルマン杯のトップバッターとして勝ちたかったのに、こんな試合をしてしまって申し訳ない。でも、もうあとは上がるだけだと考えて、反省を踏まえて頑張りたい」

 

髙橋礼華(松友美佐紀とのペアで女子ダブルスに出場。2−0で勝利)

「次の台湾戦がヤマ場になってくるので、しっかり1ポイントを取りたい。個人的には全部勝つことが目標。それが(スーパーシリーズなどの)個人戦にもつながってくるので、自分たちのプレーをしていきたいし、チームのメダルに貢献したです」

 

数野健太(栗原文音とのペアで混合ダブルスに出場。2−1で勝利)

「このペアでは初めてのスディルマン杯。やっぱり不安はありましたけど、とにかく思い切りよく、ベストを尽くそうと思って臨みました。ペアとしては、うまくいったところもあるし、課題も見えた。そのなかで、何とか一つ勝ててよかったです。栗原とのダブルスは2年前に全日本社会人と全日本総合に出ただけ。個人的にはここ1年まったく混合ダブルスをやっていなかったので、どうなるかと思ったけど、(出場を決めたのも)大阪国際で朴さん(柱奉・日本代表監督)に『スディルマンに向けて専門ペアをつくりたい』っていわれたからなんです。選ばれて光栄ですし、この経験を今後のお互いのダブルスに活かせたらと思っています」

 

朴柱奉日本代表監督

「悪くて3−2、4−1(で勝つ)かなと思っていた。4−1は当たったけど、ミックスが勝って男子ダブルスが負けるとは思っていなかった。スペシャルペア(数野/栗原)が考えていたよりも、いい試合をしたと思いまうす。私がピックアップしたけど、モチベーションを高く保って合宿をやってくれたからね。そして今日の集中力はよかったです。早川/遠藤の相手は体も大きいし、左右ペアで難しい相手。インドOPで負けて、マレーシアOPで勝っていたのでは今年は1勝1敗。相手もミスをしていたけど、日本もレシーブがよくなかった」

 

投稿日:2015/05/10
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