9月22日にヨネックスオープンジャパン2016(東京体育館)3日目が行なわれた。ここでは、2回戦を戦った選手たちのコメントを紹介しよう。
髙橋沙也加(日本A代表の佐藤冴香に2-0で勝利)
「1ゲーム目は取って取られての場面があり、いつもならそこで焦って攻めていましたが、“ラリーしながら攻める”ことを心がけていたのがよかったです。昨年10月に右ヒザのケガをして日本代表を外れたので、(代表の)プレッシャーもなく、いまは本当にバドミントンを楽しめています。ここまでの試合は日本選手と当たっているので、(勝って)代表に戻りたいという気持ちが出ていました。でも、明日は中国選手が相手なので、もっとリラックスできると思います。だから、もっともっと向かって行って、1ラリー1ラリーを楽しみたいです」
佐伯祐行/垰畑亮太(リオ五輪代表の早川賢一/遠藤大由に2-0で勝利)
佐伯「早川/遠藤は特別な存在で、練習でもかないません。でも、自分たちが引いていたら何も残らないと思っていたし、出せるものを出そうと思った結果かな、と思います。明日も自分たちの“楽しく攻めるバドミントン”をしていきたいです」
垰畑「相手は少し集中できていないように見えました。でも、自分たちは全力で、とにかく力を出しきろうと思っていたので、相手がどうこうとかは考えていなかったです。ミスしてもいいから攻めていこうと思いました。僕らの持ち味は攻めなので、明日も自分たちのプレーを出したいです」
山口茜(格下のブルガリア選手に2-0で勝利)
「最初は相手の独特な打ち方に対応できていませんでしたが、徐々に対応して、あまり競らずに先行していけたのがよかったと思います。明日の試合は、オリンピックのときとは調子や準備の仕方も違うので、コートに入って様子を見ながら戦い方を考えていきたい。楽しくやれたらいいなと思っています」
奥原希望(格下の中国選手に2-0で勝利)
「今日の相手はレベルが上がってストロークゲームになりました。2ゲーム目の中盤で流れが相手にいきそうだったんですけど、そこで我慢してラリーできたのが勝因だったと思います。明日は茜ちゃんとオリンピックの再戦。日本のファンの皆さんの前での試合になるので、お互いに今の力を出しきってぶつかり合えたらいいなと思います」
園田啓悟&嘉村健士(世界ランク8位のデンマークペアに2-0で勝利)
園田「相手は長身なので、球を上げたら角度のあるショットが来る。だから、なるべく上げないことを意識していました。自分たちが先手をとっていけたんじゃないかなと思います」
嘉村「自分たちのプレーをやれば絶対に勝てると思って試合に入りました。0勝3敗で一度も勝ったことがない相手でしたが、今日しっかり乗り越えたという部分で一つ成長できたなと思います。いまは誰とやってでも勝つチャンスがあると思っています。明日は日本人対決ですが、自分たちの試合をしたい。思いきりやってくる相手を跳ね返せるようにしたいです」