9月21日にヨネックスオープンジャパン2016(東京体育館)2日目が行なわれた。ここでは、1回戦を戦った選手たちのコメントを紹介しよう。
早川賢一(左)&遠藤大由(デンマークの格下ペアに2-0で勝利)
早川「オリンピックでケガをしてしまったのですが、YOJ直前の合宿で腰の具合もよかったですし、この初戦も痛みはあまりなく、結構いい感じで勝てたのでよかったです。YOJは小さい頃から憧れの大会で、ここにかける気持ちは強いです。でも、それを思いすぎると緊張してしまうので(笑)、抑えながら頑張っていきたいです」
遠藤「久しぶりの試合でローテーションが微妙でしたし、いい形とはいいがたいプレーだったとは思いますが、まず初戦を勝ててよかったです。YOJは本当に憧れの大会で、すごい成績は残したいといつも思っています。ただ、緊張すると自分のプレーができなくなるので、1試合ずつ勝つことしかいまは頭にないです」
渡辺勇大&東野有紗(世界ランク15位のタイペアに2-1で勝利)
渡辺「2ゲーム目は羽根が飛ばないコートに入ってミスが多くなってしまい、ムキになって打ってしまったのがよくなかったです。ファイナルゲームは相手のポジションを見て崩しながらゲームができたと思います。一つ一つ頑張っていきながら、しっかり上を見てやっていきたいです」
東野「2ゲーム目は自分が前で止めることができずにパートナーにすべてカバーさせてしまいました。そのぶん、3ゲーム目は自分がもっと積極的に前の球を突いてパートナーに打ってもらう形ができたのでよかったと思います。ナショナルで出させてもらっている以上は、優勝が目標。でも、先を見ずに、一つ一つ試合を戦って行けたらと思います」
山口茜(香港のベテラン選手に2-0で勝利)
「オリンピックが終わって初めての国際大会でしたが、いい緊張感でできました。初戦ということでアウトのミスなどが少し多かった感じはありますが、それなりの点数で勝てたので、初戦としてはよかったと思います。今回はシードをもらっているので、エイトには入りたい。なので、明日もしっかり勝てるように頑張りたいです」
仁平菜月(予選を突破して本戦出場。格上のタイ選手に2-1で勝利)
「長い試合になりましたが、最後まであきらめなければ何が起こるかわからないと思っていたので、その気持ちを持って慌てずにプレーできたのがよかったと思います。相手のほうが格上なので焦りがあったと思いますし、相手との実力差はまだあると感じました。今後は実力でしっかり勝っていけるように、もっと力をつけていきたいです」
園田啓悟&嘉村健士(それぞれ実力ある中国の即席ペアを2-0で撃破)
園田「相手は急造ペアですが個々のレベルが高いので、侮ってはいけない相手でしたし、どちらに転んでもおかしくない試合でした。でも、自分たちが我慢できて、最終的に勝つことができたのでよかったです」
嘉村「自分たちのプレーをしっかりすれば勝てると思っていました。久しぶりのSSですが、まずは1回戦勝てて本当によかったという気持ちです。でも、終盤に自分のミスが多くなってしまったのは反省点。昔からYOJで優勝することをめざしているので、また気持ちを切り替えて頑張ります。準々決勝まで進めば早川/遠藤と対戦できるので、そのときは思いきりやって、エースの座を奪えるように頑張りたいです!」