8月15日に開催されたリオ五輪・バドミントン競技5日目は、男子ダブルスの準々決勝が行なわれ、日本の早川賢一/遠藤大由が出場した。
早川/遠藤の相手は、昨年の世界選手権8強のラングリッジ/エリス。第1ゲームは互いにラリーの主導権を渡さず11-11と接戦。中盤以降は、遠藤のスマッシュが早川の前衛攻撃につながりはじめ、18-15とリードを奪ってみせた。しかし、イギリスペアも堅いレシーブから反撃し、18-18の同点に持ち込むと、そこから一気にポイントを重ねたラングリッジ/エリスが第1ゲームをつかむ。
第2ゲームは、序盤に早川/遠藤の集中が一瞬途切れ、その隙を見逃さなかったイギリスペアが6-1と5点差をつけた。この差が響き、早川/遠藤は4-7、5-9、10-14となかなか追いつくことができない。終盤に入ってようやく17-17の同点に持ち込んだが、その後はサービスレシーブで先手が奪えず、17-20。最後は日本ペアが大きく上げたレシーブがバックアウトとなり万事休す。早川/遠藤は0-2のストレートで敗れ、男子悲願のメダルには届かなかった。
▼男子ダブルス 準々決勝
早川賢一/遠藤大由0〔19-21、17-21〕2クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス(イギリス)