7月19日(火)、東京都北区『味の素ナショナルトレーニングセンター』で、バドミントン日本代表選手のリオデジャネイロ五輪・強化合宿が行なわれた。
合宿初日はメディア向けの練習公開ということもあり、新聞・テレビなど多くの報道関係者が集まった。午後からの練習では、フットワークや基本練習などを行なった後、各種目に分かれてノック、パターン練習などを実施。選手たちは精力的に動いて汗を流した。舛田圭太日本代表コーチは「今日は合宿の初日ですが、どの選手もチームでしっかり準備してきたという感じがします。これまでの初日に比べると、とてもスムーズに入れた印象です」と、大舞台に挑む選手たちの状態を分析した。
練習後にはリオ五輪出場選手の囲み取材が行なわれ、女子ダブルスのメダル候補である髙橋礼華は「(7月上旬の)全日本実業団が終わってから、壮行会や友達からの祝福などがあり、オリンピックに出るのは本当にすごいことなんだと実感しました。チームの練習、そして今日からの合宿がはじまったことで、いよいよオリンピックモードになってきたかなと思います」。松友も「チームの練習では男子が練習相手になってくれました。あと3週間後には五輪が始まります。誰もが本気で勝ちに来る大会で自分たちが一番いい試合ができればいいと思うので、しっかり準備していきたいと思います」と意気込みを語った。
リオ五輪代表の9選手は今月19日から29日まで強化合宿を行ない、その後に現地ブラジルに出発する予定。