４月３日に開催されたインドOP（ニューデリー・SS）最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

日本選手は２種目制覇を成し遂げた。先に優勝を決めたのは、第１試合に登場した女子ダブルスの髙橋礼華／松友美佐紀。福万尚子／與猶くるみとの日本選手同士の決勝は、第１ゲームを18本で抑えた髙橋／松友が、続く第２ゲームもねばる相手を振り切って勝利。３月の全英OPに続いて、スーパーシリーズ制覇を達成した。

最終試合に組まれた男子シングルスでは、日本のエース・桃田賢斗がビクター・アクセルセン（デンマーク）に快勝V。第１ゲームは桃田が15本で奪うと、第２ゲームもセーフティーリードを保ちながらそのまま優勝ポイントをつかみとった。桃田のスーパーシリーズ優勝（SSファイナルは除く）は、昨年のインドネシアOP以来３度目。

このほか、女子シングルスは14年世界選手権王者のラトチャノック・インタノン（タイ）が、ロンドン五輪金メダリストの李雪芮（中国）をストレートで抑えて優勝。男子ダブルスのインドネシア同国決勝は、フェルナルディ／スカムルジョが17本13本でプラタマ／スワルディを封じスーパーシリーズ初制覇。試合時間30分のスピード決着となった。

決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

桃田賢斗②〔21−15、21−18〕０●ビクター・アクセルセン（デンマーク）45分

【女子シングルス】

ラトチャノック・インタノン（タイ）②〔21−17、21−18〕０●李雪芮（中国）42分

【男子ダブルス】

フェルナルディ／スカムルジョ（インドネシア）②〔21−17、21−13〕０●プラタマ／スワルディ（インドネシア）30分

【女子ダブルス】

髙橋礼華／松友美佐紀②〔21−18、21−18〕０●福万尚子／與猶くるみ57分

【混合ダブルス】

魯愷／黄雅瓊（中国）②〔21−13、21−16〕０●ウィディアント／ディリ（インドネシア）40分