【アジア選手権2025】好調の志田&松山がベスト4進出!緑川&齋藤は第2シードを撃破!<準々決勝結果>

4月11日に開催されたアジア選手権(中国・寧波)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。BWFワールドツアーのSuper1000と同格の大会で、日本は男子ダブルスを除く4種目で準々決勝に進出。白熱した試合を繰り広げている。

2回戦/3日目
(4月10日)

1回戦/2日目結果
(4月9日)

予選リーグ&1回戦/初日結果
(4月8日)

女子ダブルスは、志田千陽/松山奈未(上写真・左)、中西貴映/岩永鈴の2ペアが準々決勝に挑むと、志田/松山がベスト4へと勝ち進んだ。世界ランク8位・クスマ/プラティウィ(インドネシア)と対戦した志田/松山は、第1ゲームの前半から競り合う展開となったが、15−16から一気に6連続得点を奪い先制。第2ゲームは、志田/松山が中盤以降に点差を広げて21−16で勝利。準決勝に進出した。中西/岩永は、地元中国の鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシェン)にストレート負け。第2ゲームは12本に抑えられ、ベスト8に留まった。

混合ダブルスでは、緑川大輝(上写真・右)/齋藤夏がシードペアを撃破し、殊勲の勝利をつかんだ。相手は世界ランク2位の馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)。第1ゲームは16−21で失った緑川/齋藤だが、第2ゲームを21−18で取り返すと、ファイナルゲームは大きくリードを広げながら試合を進め、21−13で勝利。シードペアを下してベスト4入りを決めた。

男子シングルスは、奈良岡功大が中国の李詩灃(リ・シフェン)に敗戦。第1ゲーム20オールとねばったが、最後は相手に2連取を許し21−23。第2ゲームは10本で失い、準々決勝突破はならなかった。西本拳太(上写真)はクンラビット・ビティサラン(タイ)とファイナルゲーム20オールの接戦に持ち込んだが、あと一歩届かず。ベスト8に留まった。女子シングルスも準々決勝に勝ち進んだ山口茜、仁平菜月が敗れ、ベスト4進出はならなかった。

4月11日(準々決勝)の結果、12日(準決勝)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(4月11日)

ロー・ケンイゥ(シンガポール)②〔21−19、13−21、21−16〕1●石宇奇(中国)67分

クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−12、13−21、23−21〕1●西本拳太88分

李詩灃(中国)②〔23−21、21−10〕0●奈良岡功大57分

陸光祖(中国)②〔21−13、21−13〕0●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)42分

奈良岡功大は第1ゲームの接戦を落とした後、スピードが上がらずに失速。同世代のライバルに0-2のストレート負けを喫した

▼準決勝(4月12日)

ロー・ケンイゥ(シンガポール) − クンラビット・ビティサラン(タイ)

李詩灃(中国) − 陸光祖(中国)

【女子シングルス】

▼準々決勝(4月11日)

シム・ユジン(韓国)②〔21−8、21−16〕0●仁平菜月38分

陳雨菲(中国)②〔21−19、21−13〕0●山口茜49分

高昉潔(中国)②〔21−17、21−16〕0●金ガウン(韓国)43分

韓悦(中国)②〔21−13、21−9〕0●スパニダ・カテソン(タイ)32分

仁平菜月は、第1シードを破って勝ち上がってきた韓国選手に敗戦。第1ゲームは持ち味を発揮できずに失い、第2ゲームも逆転のきっかけをつかめないまま敗れた

▼準決勝(4月12日)

シム・ユジン(韓国) − 陳雨菲(中国)

高昉潔(中国) − 韓悦(中国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(4月11日)

陳柏陽/劉毅(中国)②〔21−16、18−21、22−20〕1●ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)

マウラナ/カルナンド(インドネシア)②〔21−16、21−17〕0●楊博涵/劉廣珩(台湾)41分

A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔21−16、21−11〕0●アルフィアン/アルディアント(インドネシア)30分

梁偉鏗/王昶(中国)②〔21−19、21−19〕0●フィクリ/マーティン(インドネシア)42分

▼準決勝(4月12日)

マウラナ/カルナンド(インドネシア) − 陳柏陽/劉毅(中国)

梁偉鏗/王昶(中国) − A・チア/ソーWY(マレーシア)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(4月11日)

譚寧/劉聖書(中国)②〔21−11、21−14〕0●楊雅婷/楊霈霖(香港)41分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−16、21−12〕0●中西貴映/岩永鈴54分

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−12、21−15〕0●李怡婧/羅徐敏(中国)44分

志田千陽/松山奈未②〔21−16、21−16〕0●クスマ/プラティウィ(インドネシア)46分

地元中国ペアとの対戦となった中西(右)/岩永だが、0-2で敗戦。第1ゲームはねばり強さを見せたが、第2ゲームは相手の攻撃を抑えきれず

▼準決勝(4月12日)

譚寧/劉聖書(中国) − 鄭雨/張殊賢(中国)

志田千陽/松山奈未 − 陳清晨/賈一凡(中国)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(4月11日)

蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔21−4、21−15〕0●リバルディ/メンタリ(インドネシア)37分

鄧俊文/謝影雪(香港)②〔22−20、21−13〕0●カピラ/カラスト(インド)41分

ヒダヤットゥーラー/パサリブ(インドネシア)②〔21−15、21−11〕0●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)38分

緑川大輝/齋藤夏②〔16−21、21−18、21−13〕1●馮彦哲/黄東萍(中国)68分

▼準決勝(4月12日)

蒋振邦/魏雅欣(中国) − 鄧俊文/謝影雪(香港)

緑川大輝/齋藤夏 − ヒダヤットゥーラー/パサリブ(インドネシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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投稿日:2025/04/12
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