【アジア選手権2025】奈良岡功大、西本拳太らが2回戦を突破!仁平菜月はタイのベテラン選手に勝利!<3日目結果>

4月10日に開催されたアジア選手権(中国・寧波)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。BWFワールドツアーのSuper1000と同格の大会で、日本勢はアジアの強豪選手たちと激突。白熱した試合を繰り広げている。

1回戦/2日目結果
(4月9日)

予選リーグ&1回戦/初日結果
(4月8日)

男子シングルスは3選手が2回戦を戦い、奈良岡功大(上写真)と西本拳太がベスト8入りを果たした。1回戦を快勝している奈良岡は、この日も好調をキープ。世界ランク38位のインド選手に対して第1ゲームを14本に抑えると、第2ゲームも13−16の状況から4連続ポイントなどで逆転。21−17で制し、2回戦を突破した。

初戦で周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)を破った西本は、インドネシアの若手有望株として知られるアルウィ・ファルハンを2-0で撃破。ベテランの勝負強さ発揮し、準々決勝へと駒を進めた。第1シードの石宇奇(シー・ユーチー/中国)と対戦した田中湧士は、16−21、12−21で敗戦。2回戦の壁を突破できなかった。

女子シングルスは、仁平菜月(上写真)がタイのラチャノック・インタノンに殊勲の勝利。第1ゲームは11−15とインタノンに先行されたものの、スピードをあげた仁平が5連続得点などで21−17。第2ゲームは主導権を握った仁平が点差を広げ、21−12で勝利。格上を下し、ベスト8進出を決めた。

プサルラ・V.シンドゥ(インド)と久々の対戦となった山口茜は、ライバルと1時間を超える熱戦を展開。最後は山口がファイナルゲーム16本で制し、準々決勝進出を決めている。宮崎友花は地元中国の高昉潔(ガオ・ファンジェ)に敗戦。最終ゲームまで持ち込んだが、勝利には届かず2回戦敗退となった。

女子ダブルスは、志田千陽(上写真・手前)/松山奈未、中西貴映/岩永鈴が2-0のストレート勝利を飾り、順当に準々決勝へ。福島由紀/松本麻佑は試合前にキケンとなり、2回戦敗退となった。混合ダブルスは、緑川大輝/齋藤夏がマレーシアペアを28分のスピード決着で退け、ベスト8入りを果たしている。

4月10日(2回戦)の結果、11日(準々決勝)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼2回戦(4月10日)

田中湧士●0〔16−21、12−21〕②石宇奇(中国)44分

西本拳太②〔21−14、21−16〕0●アルウィ・ファルハン(インドネシア)48分

奈良岡功大②〔21−14、21−17〕0●プリヤンシュ・ラジャワット(インド)43分

西本拳太は2試合連続でストレート勝ち。勢いのある若手をしっかり退けた
強敵との対戦となった田中湧士は0-2で敗戦。上位進出はならなかった

▼準々決勝(4月11日)

石宇奇(中国) − ロー・ケンイゥ(シンガポール)

西本拳太 − クンラビット・ビティサラン(タイ)

奈良岡功大 – 李詩灃(中国)

陸光祖(中国) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

【女子シングルス】

▼2回戦(4月10日)

仁平菜月②〔21−17、21−12〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)43分

山口茜②〔21−12、16−21、21−16〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)66分

宮崎友花●1〔17−21、21−14、16−21〕②高昉潔(中国)66分

▼準々決勝(4月11日)

仁平菜月 − シム・ユジン(韓国)

山口茜 – 陳雨菲(中国)

高昉潔(中国) − 金ガウン(韓国)

スパニダ・カテソン(タイ) − 韓悦(中国)

【女子ダブルス】

▼2回戦(4月10日)

中西貴映/岩永鈴②〔21−14、21−19〕0●アザーラ/A・S・ラハユ(インドネシア)42分

志田千陽/松山奈未②〔21−12、21−13〕0●ラクシカ/ファタイマス(タイ)36分

福島由紀/松本麻佑 キケン 楊雅婷/楊霈霖(香港)

中西(奥)/岩永は第2ゲームこそ接戦となったが、2-0のストレート勝ちで2回戦をクリア

▼準々決勝(4月11日)

譚寧/劉聖書(中国) − 楊雅婷/楊霈霖(香港)

中西貴映/岩永鈴 – 鄭雨/張殊賢(中国)

陳清晨/賈一凡(中国) − 李怡婧/羅徐敏(中国)

志田千陽/松山奈未 – クスマ/プラティウィ(インドネシア)

【混合ダブルス】

▼2回戦(4月10日)

緑川大輝/齋藤夏②〔21−6、21−16〕0●ヤップRK/シオウ(マレーシア)28分

霜上雄一/保原彩夏●0〔14−21、8−21〕②リバルディ/メンタリ(インドネシア)31分

安定感が増してきた緑川(左)/齋藤は2回戦をしっかり制して準々決勝進出

▼準々決勝(4月11日)

蒋振邦/魏雅欣(中国) − リバルディ/メンタリ(インドネシア)

カピラ/カラスト(インド) − 鄧俊文/謝影雪(香港)

ゴーSH/ライSJ(マレーシア) − ヒダヤットゥーラー/パサリブ(インドネシア)

緑川大輝/齋藤夏 – 馮彦哲/黄東萍(中国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(4月11日)

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア) − 陳柏陽/劉毅(中国)

楊博涵/劉廣珩(台湾) − マウラナ/カルナンド(インドネシア)

A・チア/ソーWY(マレーシア) − アルフィアン/アルディアント(インドネシア)

梁偉鏗/王昶(中国) − フィクリ/マーティン(インドネシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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投稿日:2025/04/10
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