4月8日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。ここでは男女シングルスのランキングを紹介する。
【男子シングルス】
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中国の第一人者である石宇奇(シー・ユーチー/上写真)が1位。全英オープン(Super1000)優勝のポイントなどがあり、唯一の10万ポイント超えで独走中だ。アンダース・アントンセン、ビクター・アクセルセンと、デンマーク勢が2、3位で続く。
日本勢1番手の奈良岡功大は7位。同世代のライバル、クンラビット・ビティサラン(タイ/5位)、李詩灃(リ・シフェン/中国/6位)に追いつき、追い越したいところ。日本勢で続くのは、全英OPでベスト8に食い込んだ西本拳太(12位)。高校の後輩でもある渡邉航貴(15位)と、激しい2番手争いをくり広げている。
そのほかの日本勢は、全日本総合優勝の田中湧士は25位。大林拓真(43位)、高橋洸士(45位)、秦野陸(46位)とトナミ運輸の3人が僅差で並ぶ。
【女子シングルス】
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今年に入ってすでに4優勝を飾っているアン・セヨン(韓国/上写真)が、11万ポイント超えで1位を独走。全英OP決勝でアン・セヨンに敗れ、準優勝だった王祉怡(ワン・ジーイ/中国)が10万ポイント超えで続く。3位は韓悦(ハン・ユェ/中国)で、中国勢が2、3位を占めている。
トップ3に続くのが、日本勢1番手の山口茜。全英OPは準々決勝で山口に敗れたものの、初出場ベスト8の好成績を収めた宮崎友花が7位と、日本勢2番手につけている。3番手は仁平菜月(21位)。4番手以降は、奥原希望(31位)、杉山薫(34位)、郡司莉子(35位)が、男子と同じく僅差で争うカタチとなっている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO