4月9日に開催されたアジア選手権(中国・寧波)2日目は、各種目の1回戦が行なわれた。BWFワールドツアーのSuper1000と同格の大会で、日本勢はアジアの強豪選手たちと激突。白熱した試合を繰り広げた。
女子シングルスは、山口茜(上写真)、宮崎友花、仁平菜月の3選手がコートに立ち、それぞれ白星を獲得。山口はベトナム選手とのラリー戦を2-0で制し、2回戦に進出。宮崎は世界ランク56位のマレーシア選手を15本、11本に抑えて初戦を突破している。
男子シングルスは、田中湧士が香港のベテラン・伍家朗(ン・カロン)とファイナル勝負を演じ、最後は21−10で勝利。初戦を突破した。西本拳太は台湾の鉄人・周天成(チョウ・ティエンチェン)との勝負を、17本、17本で制して2回戦へ。また、香港の李卓耀(リー・チェクイゥ)と対戦した奈良岡功大は、第1ゲームを9本で制すと、続く第2ゲームも21−11で退けて、初戦を快勝した。
女子ダブルスは志田千陽/松山奈未、福島由紀/松本麻佑、中西貴映(上写真・左)/岩永鈴の3ペアが2回戦へと勝ち上がった。男子ダブルスは、ケガからの復帰戦となった保木卓朗/小林優吾が、マレーシアペアに敗れて復帰戦を白星で飾れず。そのほか、3ペアがコートに立ったものの、いずれも勝利には届かず初戦敗退に終わっている。
4月9日(1回戦)の結果、10日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(4月9日)
田中湧士②〔21−19、12−21、21−10〕1●伍家朗(香港)57分
西本拳太②〔21−17、21−17〕0●周天成(台湾)50分
奈良岡功大②〔21−9、21−11〕0●李卓耀(香港)34分
渡邉航貴●1〔21−16、12−21、18−21〕②ジョナタン・クリスティ(インドネシア)68分
▼2回戦(4月10日)
田中湧士 – 石宇奇(中国)
西本拳太 – アルウィ・ファルハン(インドネシア)
奈良岡功大 – プリヤンシュ・ラジャワット(インド)
【女子シングルス】
▼1回戦(4月9日)
仁平菜月②〔21−16、21−7〕0●ラニザマ・リヤナゲ(スリランカ)40分
山口茜②〔21−18、21−17〕0●グエン・トゥイリン(ベトナム)40分
宮崎友花②〔21−15、21−11〕0●カルパザバン・レッシャーナ(マレーシア)34分

▼2回戦(4月10日)
仁平菜月 −ラチャノック・インタノン(タイ)
山口茜 − プサルラ・V.シンドゥ(インド)
宮崎友花 – 高昉潔(中国)
【男子ダブルス】
▼1回戦(4月9日)
保木卓朗/小林優吾●0〔18−21、16−21〕②ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)37分
霜上雄一/野村拓海●0〔20−22、17−21〕②マウラナ/カルナンド(インドネシア)37分
三橋健也/岡村洋輝●0〔18−21、15−21〕②A・チア/ソーWY(マレーシア)40分
柴田一樹/山田尚輝●1〔21−18、17−21、16−21〕②チャロエンポン/ウォラポル(タイ)84分
【女子ダブルス】
▼1回戦(4月9日)
福島由紀/松本麻佑②〔21−19、19−21、21−14〕1●ティダポロン/ナッタモン(タイ)59分
中西貴映/岩永鈴②〔21−13、21−10〕0●パムTDL/パムTK(ベトナム)32分
志田千陽/松山奈未②〔21−13、21−18〕0●大竹望月/髙橋美優45分
▼2回戦(4月10日)
福島由紀/松本麻佑 – 楊雅婷/楊霈霖(香港)
中西貴映/岩永鈴 – アザーラ/A・S・ラハユ(インドネシア)
志田千陽/松山奈未 – ラクシカ/ファタイマス(タイ)
【混合ダブルス】
▼2回戦(4月10日)
緑川大輝/齋藤夏 – ヤップRK/シオウ(マレーシア)
霜上雄一/保原彩夏 – リバルディ/メンタリ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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