4月8日にアジア選手権(中国・寧波)が開幕した。アジア各国のトップ選手が集結するこの大会は、BWFワールドツアーのSuper1000と同格。60年以上の長い歴史を持つ大会のタイトル獲得に向けて、白熱した戦いが繰り広げられている。
大会初日は、各種目の予選と混合ダブルス1回戦が行なわれ、日本勢も登場。混合ダブルスの1回戦を突破したのは、緑川大輝/齋藤夏(上写真・左)と霜上雄一/保原彩夏。緑川/齋藤はマカオペアを13本、14本で制し2回戦に進出。霜上/保原はマレーシアペアを2-0のストレートで退けている。
予選リーグからの登場となった西大輝/佐藤灯は、その予選リーグ2試合に勝利して本戦出場を果たした。しかし、1回戦で戦ったインドネシアペアに惜敗。第1ゲームを21−19で奪った西/佐藤は、第2ゲームも20オールと接戦。しかし、ここを21-23で落とすと、ファイナルゲームは競り合いをモノにできず19-21。1-2で敗れ、初戦突破はならなかった。
4月8日の結果、9日の1回戦の対戦カードは以下の通り。
【混合ダブルス】
▼1回戦(4月8日)
西大輝/佐藤灯●1〔21−19、21−23、19−21〕②シャナウィ/マルワー(インドネシア)
緑川大輝/齋藤夏②〔21−13、21−14〕0●レオン/ン(マカオ)29分
霜上雄一/保原彩夏②〔21−16、21−14〕0●ウォンTC/リムCS(マレーシア)40分

▼予選リーグ・グループA(4月8日)
西大輝/佐藤灯②〔21−11、21−8〕0●トラン/パム(ベトナム)27分
西大輝/佐藤灯②〔21−11、21−17〕0●洪魁駿/曾曉昕(香港)29分

【男子シングルス】
▼1回戦(4月9日)
田中湧士 – 伍家朗(香港)
西本拳太 – 周天成(台湾)
奈良岡功大 – 李卓耀(香港)
渡邉航貴 – ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
【女子シングルス】
▼1回戦(4月9日)
仁平菜月 – ラニザマ・リヤナゲ(スリランカ)
山口茜 – グエン・トゥイリン(ベトナム)
宮崎友花 – カルパザバン・レッシャーナ(マレーシア)
【男子ダブルス】
▼1回戦(4月9日)
保木卓朗/小林優吾 – ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)
霜上雄一/野村拓海 – マウラナ/カルナンド(インドネシア)
三橋健也/岡村洋輝 – A・チア/ソーWY(マレーシア)
柴田一樹/山田尚輝 – チャロエンポン/ウォラポル(タイ)
【女子ダブルス】
▼1回戦(4月9日)
福島由紀/松本麻佑 – ティダポロン/ナッタモン(タイ)
中西貴映/岩永鈴 – パムTDL/パムTK(ベトナム)
志田千陽/松山奈未 – 大竹望月/髙橋美優
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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