都道府県対抗の「第25回全日本中学生選手権」は、3月22日、23日の2日間、広島県福山市のエフピコアリーナふくやま、福山通運ローズアリーナで開催。最終日の23日は、エフピコアリーナふくやまで、準々決勝から決勝までを行なった。
男女単複・混合複のスディルマンカップ形式で争う団体戦。準決勝では、埼玉が長野を3-0で破り4年連続で決勝進出を決める一方、福島と北北海道の準決勝は最終試合の混合ダブルスにもつれる熱戦。北北海道の松下一誠/林華乃葉が、ファイナルゲームの逆転勝利で、北北海道の初の決勝進出を決めた。
決勝は、埼玉が男子シングルスの篠原康輔、女子シングルスの藤原ほのか、女子ダブルスの田沢めいな/中野日麗が勝利し、3勝。北北海道は男子ダブルスで一矢を報いたが、及ばなかった。なお、埼玉は3年ぶり、通算8度目の大会制覇となった。




23日の試合結果は以下の通り。
▼準々決勝
福島 3-0 茨城
北北海道 3-2 滋賀
長野 3-2 広島A
埼玉 3-0 愛媛
▼準決勝
北北海道 3-2 福島
埼玉 3-0 長野
▼決勝
埼玉 3-1 北北海道
篠原康輔 ②〔21-10、21-18〕0 押久保太智
藤原ほのか ②〔21-17、21-14〕0 杉野芙夏
有江桜空/中野謙志 0〔17-21、12-21〕② 松下一誠/青木一馬
田沢めいな/中野日麗 ②〔21-5、21-16〕0 渋谷侑愛/林華乃葉
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/菊井博史