【全英オープン2025】志田千陽&松山奈未が日本ペア対決を制して2回目の全英制覇!<決勝戦結果>

3月16日に開催されたBWFワールドツアー・全英OP(バーミンガム/Super1000)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本勢は女子ダブルスの志田千陽/松山奈未と福島由紀/松本麻佑が決勝に進出。伝統の全英タイトルを日本ペア同士で争った。

準決勝/5日目
(3月15日)

準々決勝/4日目
(3月14日)

2回戦/3日目
(3月13日)

1回戦/2日目
(3月12日)

1回戦/初日
(3月11日)

勝てば3年ぶり2回目の優勝となる志田(上写真・右)/松山と、どちらも全英優勝経験のある福島/松本の対決。勝負は序盤からポイントの奪い合いに。松本/永原がリードを奪っても、すぐに志田/松山が逆転。シーソーゲームは中盤まで続いたが、後半に連続得点を手にした志田/松山が21−16で先制した。

第2ゲームも中盤まで主導権を譲らない勝負が続いたが、12−11から福島(上写真・右)/松本が4連続得点。そのまま福島/松本が差を広げて第2ゲームを制してファイナルゲームに持ち込んだ。どちらも負けられない勝負は、志田/松山が10−5と一度は先行するも、福島/松本が意地を見せて13−12と逆転。ここでも激しいラリーの応酬となったが、最後に抜け出したのは志田/松山。14オールから5連続得点を奪い、そのまま21−17で押し切り優勝。2回目の全英タイトルをつかんだ。

昨年に続き決勝に進出した志田千陽(右)/松山奈未。国内のライバルを下し、2022年以来の優勝を手にした

男子シングルスは、石宇奇(シー・ユーチー/中国)が台湾の李佳豪(リー・チァハオ)を17本、19本に抑えて7年ぶりのV達成。女子シングルスのアン・セヨン(韓国)は、中国の王祉怡(ワン・ジーイ)との勝負を2-0で制して2年ぶり2回目のタイトルを獲得した。男子ダブルスは韓国の徐承宰/金ワンホが、混合ダブルスは中国決勝を郭新娃(グオ・シンワ)/陳芳卉(チェン・ファンフイ)が勝利し、初優勝を飾った。

7年ぶりに頂点に立った石宇奇。準決勝では後輩の李詩灃を下し、決勝でも伸び盛りの台湾選手の挑戦をはねのけた

3月16日(決勝)の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

石宇奇(中国)②〔21−17、21−19〕0●李佳豪(台湾)51分

【女子シングルス】

アン・セヨン(韓国)②〔13−21、21−18、21−18〕1●王祉怡(中国)95分

【男子ダブルス】

徐承宰/金ワンホ(韓国)②〔21−19、21−19〕0●カルナンド/マウラナ(インドネシア)42分

韓国の徐承宰は、金ワンホとのペアで優勝。同種目では、韓国勢として鄭在成/李龍大以来13年ぶりのタイトル獲得となった

【女子ダブルス】

志田千陽/松山奈未②〔21−16、21−14、21−17〕1●福島由紀/松本麻佑83分

女子ダブルスは日本ペア決勝。1時間を超える熱戦を志田/松山(右端)が制した

【混合ダブルス】

郭新娃/陳芳卉(中国)②〔21−16、10−21、23−21〕1●馮彦哲/魏雅欣(中国)70分

文/バドミントン・マガジン

写真/Badmintonphoto

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投稿日:2025/03/17
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