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【全英オープン2025】志田&松山、福島&松本がベスト4進出!山口茜は宮崎友花との日本人対決を制して準決勝へ!<準々決勝結果>

3月14日に開催されたBWFワールドツアー・全英OP(バーミンガム/Super1000)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本勢は男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目が準々決勝に挑んでいる。

1回戦/初日
(3月11日)

1回戦/2日目
(3月12日)

2回戦/2日目
(3月13日)

3ペアが準々決勝に勝ち進んだ女子ダブルス。志田千陽(上写真・左)/松山奈未は、マレーシアのティナー/タン(マレーシア)と対戦。第1ゲームから競り合いとなった勝負は、17 オールから4連続得点をつかんだ志田/松山が先制。第2ゲームは志田/松山が先行しながら試合を進めるも、15−12から7連続失点を喫して逆転を許す。しかし、ねばり強さを発揮した志田/松山が負けじと連続ポイントで点差を詰め、そのまま21-19で逆転勝利。ベスト4進出を決めた。

福島由紀(上写真・左)/松本麻佑と中西貴映/岩永鈴の日本ペア対決は、1時間を超える熱戦に。第1ゲームは福島/松本が先制し、第2ゲームは中西/岩永が21−10で取り返す。ファイナルゲームは前半から互いにポイントを奪って接戦となったが、5連続得点などでリードを奪った福島/松本が、最後は中西/岩永の追走を振り切って勝利。福島/松本が準々決勝を突破してベスト4進出を果たした。

女子シングルスは、山口茜と宮崎友花の日本人対決。第1ゲームは序盤から激しいポイントの奪い合いに。点差も離れないまま20オールまで試合が進み、接戦を山口26−24で制す。第2ゲームは宮崎が先行したものの、中盤に11オールにした山口が、再び競り合いとなった勝負を先に抜け出し21−16で勝利。宮崎の挑戦を退けた山口が準決勝に勝ち進んだ。男子シングルスの西本拳太は、台湾の李佳豪(リー・チャハオ)と対戦。第1ゲーム9本に抑えられた西本は、第2ゲームも中盤にリードを許すと、そのまま最後まで捕らえきれずに敗戦。準々決勝敗退となった。

3月14日(準々決勝)の結果、3月15日(準決勝)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(3月14日)

石宇奇(中国)②〔21−18、21−16〕0●ロー・ケンイゥ(シンガポール)46分

李詩灃(中国)②〔21−10、21−16〕0●ラクシャ・セン(インド)45分

李佳豪(台湾)②〔21−9、21−18〕0●西本拳太39分

アレックス・ラニエ(フランス)②〔21−19、21−13〕0●王子維(台湾)51分

第2ゲームは前半こそリードを奪った西本だったが、リードを許した後半は追いつけずに敗戦。ベスト8に終わった

▼準決勝(3月15日)

石宇奇(中国) − 李詩灃(中国)

李佳豪(台湾) − アレックス・ラニエ(フランス)

【女子シングルス】

▼準々決勝(3月14日)

アン・セヨン(韓国)②〔21−9、21−14〕0●陳雨菲(中国)43分

山口茜②〔26−24、21−16〕0●宮崎友花49分

韓悦(中国)②〔21−15、21−17〕0●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)39分

王祉怡(中国)②〔21−16、21−12〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)45分

初出場の全英OPで上位進出をねらった宮崎だが、山口との日本人対決に敗れベスト8に終わった

▼準決勝(3月15日)

山口茜 − アン・セヨン(韓国)

韓悦(中国) − 王祉怡(中国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(3月14日)

カルナンド/マウラナ(インドネシア)②〔21−11、20−22、22−20〕1●李哲輝/楊博軒(台湾)57分

グタマ/イスファーニ(インドネシア)②〔21−11、21−17〕0●楊博涵/劉廣珩(台湾)34分

何濟庭/任翔宇(中国)②〔21−19、21−15〕0●カン・ミンヒュク/キ・トンジュ(韓国)45分

徐承宰/金ワンホ(韓国)②〔21−19、21−10〕0●謝浩南/曾維瀚(中国)37分

▼準決勝(3月15日)

カルナンド/マウラナ(インドネシア) − グタマ/イスファーニ(インドネシア)

何濟庭/任翔宇(中国) − 徐承宰/金ワンホ(韓国)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(3月14日)

賈一凡/張殊賢(中国)②〔21−11、21−12〕0●李怡婧/羅徐敏(中国)42分

福島由紀/松本麻佑②〔21−15、10−21、21−15〕1●中西貴映/岩永鈴70分

志田千陽/松山奈未②〔21−17、21−19〕0●ティナー/タン(マレーシア)41分

譚寧/劉聖書(中国)②〔21−14、21−10〕0●ジョリー/プレラ(インド)46分

第2ゲームは10本に抑えてFINALゲームに持ち込んだ中西(左)/岩永だったが、最終ゲームは後半に点差を広げられ逆転ならず

▼準決勝(3月15日)

賈一凡/張殊賢(中国) − 福島由紀/松本麻佑

志田千陽/松山奈未 − 譚寧/劉聖書(中国)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(3月14日)

蒋振邦/黄東萍(中国)②〔18−21、21−8、21−10〕1●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)45分

郭新娃/陳芳卉(中国)②〔14−21、21−10、21−17〕1●ジケル/デリュウィ(フランス)63分

イ・ジョンミン/蔡侑玎(韓国)②〔21−19、21−14〕0●G・マイルス/J・マイルス(イングランド)41分

馮彦哲/魏雅欣(中国)②〔21−10、21−14〕0●クシャリヤント/ウィジャヤ(インドネシア)34分

▼準決勝(3月15日)

蒋振邦/黄東萍(中国) − 郭新娃/陳芳卉(中国)

イ・ジョンミン/蔡侑玎(韓国) − 馮彦哲/魏雅欣(中国)

文/バドミントン・マガジン

写真/Badmintonphoto

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