3月13日に開催されたBWFワールドツアー・全英OP(バーミンガム/Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本勢は男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目が勝ち進み、海外の強豪選手と熱戦を繰り広げた。
女子ダブルスは志田千陽/松山奈未、福島由紀/松本麻佑(上写真・右)、中西貴映/岩永鈴が2回戦に登場。福島/松本はインドネシアペアとファイナルゲームとなった勝負を、最後は21−16で制して2回戦を突破。志田千陽/松山奈未はG・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)を14本、19本で下し、中西貴映/岩永鈴もアメリカペアを2−0のストレートで退けて準々決勝に進出している。
女子シングルスは、山口茜、宮崎友花が2回戦を突破。山口はインド選手を33分で下しベスト8入り。宮崎はベテランのベイウェン・ツァン(アメリカ)とファイナル勝負にもつれたが、最終ゲームは21−17で勝利。準々決勝に勝ち進んだ。
男子シングルスは西本拳太と田中湧士が2回戦を戦い、西本がベスト8進出した。西本は1回戦でビクター・アクセルセン(デンマーク)を下した台湾の林俊易(リン・チュンイ)と対戦。西本は第1ゲームを21−10で先制すると、第2ゲームは14−18の劣勢の場面から7連続ポイントで逆転に成功。2-0で制し、準々決勝に進んだ。田中は台湾選手に第1ゲームこそ18−21と競り合ったが、第2ゲームは点差を広げられ0-2で敗退した。
3月13日(2回戦)の結果、3月14日(準々決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(3月13日)
田中湧士●0〔18−21、8−21〕②李佳豪(台湾)40分
西本拳太②〔21−10、21−18〕0●林俊易(台湾)45分
▼準々決勝(3月14日)
石宇奇(中国) − ロー・ケンイゥ(シンガポール)
ラクシャ・セン(インド) − 李詩灃(中国)
西本拳太 − 李佳豪(台湾)
アレックス・ラニエ(フランス) − 王子維(台湾)
【女子シングルス】
▼2回戦(3月13日)
山口茜②〔21−16、21−13〕0●マルビカ・バンソド(インド)33分
宮崎友花②〔21−18、10−21、21−17〕1●ベイウェン・ツァン(アメリカ)57分
▼準々決勝(3月14日)
アン・セヨン(韓国) − 陳雨菲(中国)
山口茜 – 宮崎友花
グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア) − 韓悦(中国)
ポンパウィ・チョチュウォン(タイ) − 王祉怡(中国)
【女子ダブルス】
▼2回戦(3月13日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−16、21−18〕0●コルベット/ガイ(アメリカ)38分
志田千陽/松山奈未②〔21−14、21−19〕0●G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)36分
福島由紀/松本麻佑②〔21−12、19−21、21−16〕1●クスマ/プラティウィ(インドネシア)71分


▼準々決勝(3月14日)
賈一凡/張殊賢(中国) − 李怡婧/羅徐敏(中国)
中西貴映/岩永鈴 – 福島由紀/松本麻佑
ティナー/タン(マレーシア) − 志田千陽/松山奈未
ジョリー/プレラ(インド) − 譚寧/劉聖書(中国)
【男子ダブルス】
▼準々決勝(3月14日)
カルナンド/マウラナ(インドネシア) − 李哲輝/楊博軒(台湾)
グタマ/イスファーニ(インドネシア) − 楊博涵/劉廣珩(台湾)
何濟庭/任翔宇(中国) − カン・ミンヒュク/キ・トンジュ(韓国)
徐承宰/金ワンホ(韓国) − 謝浩南/曾維瀚(中国)
【混合ダブルス】
▼準々決勝(3月14日)
ゴーSH/ライSJ(マレーシア) − 蒋振邦/黄東萍(中国)
ジケル/デリュウィ(フランス) − 郭新娃/陳芳卉(中国)
G・マイルス/J・マイルス – イ・ジョンミン/蔡侑玎(韓国)
馮彦哲/魏雅欣(中国) − クシャリヤント/ウィジャヤ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/Badmintonphoto
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