2月2日、国内トップチームが争うS/Jリーグ2024熊本大会が、熊本県立総合体育館で開催された。ここでは男女の結果を紹介する。
【女子】
前日に白星を飾った再春館製薬所は、ヨネックスとの全勝対決に挑んだ。勝ったチームがJブロック1位となる大一番。再春館は、前日と同じく松山奈未と廣上瑠依のペアを第1ダブルスに起用すると、ヨネックスはエースの櫻本絢子を温存し、保原彩夏と内定選手の関野里真(日本体育大)のペアで白星をねらう。すると、先制は保原/関野。第1ゲーム21-12で奪い、松山/廣上にプレッシャーをかける。第2ゲームは松山/廣上が18本で取り返してファイナルゲームに持ち込んだが、その最終ゲームは、中盤からリードを手にした保原/関野がそのまま逃げ切り21-17で勝利。ヨネックスが先制ポイントをつかむ。
第1ダブルスを落とし、苦しい状況となった再春館だが、ここから巻き返しを図る。シングルスは、昨年末の全日本総合でベスト4の郡司莉子が、ヨネックスの木村百伽を10本、16本に封じて1-1。第2ダブルスにチームの勝利を託すと、その思いを受け取った金廣美希/木山琉聖が、ヨネックスの遠藤美羽/須藤海妃を12本オールで退け、再春館が2-1で逆転勝利。ブロック5連勝の再春館が、Jブロック1位でTOP4進出を決めた。敗れたヨネックスはブロック成績を4勝1敗とし、2位でTOP4に挑む。
▼Jブロック
再春館製薬所(5勝0敗)2−1 ヨネックス(4勝1敗)
松山奈未/廣上瑠依●1〔12−21、21−18、17−21〕②保原彩夏/関野里真
郡司莉子②〔21−10、21−16〕0●木村百伽
金廣美希/木山琉聖②〔21−12、21−12〕0●遠藤美羽/須藤海妃
【男子】
すでにTOP4の切符を手にしている日立情報通信エンジニアリングは、前回大会の優勝チームながら、今季はブロック3位以下が決まっているジェイテクトと対戦。勝ってTOP4に弾みをつけたい日立情報通信Eは、第1ダブルスの霜上雄一/野村拓海が、隙のない安定した戦いぶりで野田悠斗/小川航汰を2-0のストレートで退ける。
逆転をねらうジェイテクトは、今季も日本代表に選ばれた小川翔悟を起用。すると、その小川が日立情報通信Eの牧野桂大から第1ゲームを奪ってみせたが、第2ゲームは牧野が21−5で取り返す。ファイナルゲームも前半からリードした牧野が、小川との点差を広げて21−10で勝利。日立情報通信Eがチームの勝利を決めた。
一矢報いたいジェイテクトだが、第2ダブルスも日立情報通信Eの松居圭一郎/川邊悠陽が17本オールで制し、日立情報通信Eが3-0で快勝。ブロック5連勝でTOP4進出を決めた。敗れたジェイテクトは2勝3敗となり、ブロックリーグ3位で戦いを終えている。
▼Sブロック
日立情報通信エンジニアリング(5勝0敗)3−0 ジェイテクト(2勝3敗)
霜上雄一/野村拓海②〔21−10、21−12〕0●野田悠斗/小川航汰
牧野桂大②〔16−21、21−5、21−10〕1●小川翔悟
松居圭一郎/川邊悠陽②〔21−17、21−17〕0●川島直也/永渕雄大
文/バドミントン・マガジン編集部
【結果】
12月7日
岐阜大会
結果
12月7日
高岡大会
結果
12月1日
福井大会
結果
12月1日
千歳大会
結果
11月10日
秋田大会
結果
11月9日
黒石大会
結果