1月25日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(ジャカルタ/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本からは混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏が準決勝に挑んだ。
マレーシアOP(S1000)、インドOP(S750)でベスト8の成績を残している緑川(上写真・左)/齋藤は、今大会で準々決勝をクリアしてベスト4入り。ツアー上位大会では1年ぶりとなる決勝進出をかけて対峙したのは、地元インドネシアのリバルディ/クスマワティ。第1ゲームは中盤15オールの競り合いから、緑川/齋藤が5連続ポイントで抜け出し、21-18で先制する。第2ゲームも同じく15オールから緑川/齋藤が先行し、最後は21-16で勝利。ストレートで相手を退けた緑川/齋藤が決勝への切符をつかんだ。決勝戦は中国の郭新娃(グオ・シンワ)/陳芳卉(チェン・ファンフイ)と対戦する。
このほか、男子シングルスは、世界ランク1位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)をを下したクンラビット・ビティサラン(タイ/上写真)が決勝へ。反対の山からは、台湾の王子維(ワン・ツーウェイ)との競り合いを制したジョナタン・クリスティ(インドネシア)が勝ち上がっている。
日本選手の1月25日(準決勝)の結果、26日(決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(1月25日)
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−13、21−17〕0●石宇奇(中国)46分
ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−18、24−22〕0●王子維(台湾)60分
▼決勝(1月26日)
クンラビット・ビティサラン(タイ) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
【女子シングルス】
▼準決勝(1月25日)
ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−15、21−12〕0●宋碩芸(台湾)43分
シム・ユジン(韓国)②〔21−11、21−10〕0●許玟琪(台湾)34分
▼決勝(1月26日)
ラチャノック・インタノン(タイ) − シム・ユジン(韓国)
【男子ダブルス】
▼準決勝(1月25日)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−14、24−22〕0●キッテヌポン/デチャポル(タイ)48分
ティーKW/マンWC(マレーシア)②〔21−18、21−15〕0●A・チア/ソーWY(マレーシア)31分
▼決勝(1月26日)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − ティーKW/マンWC(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼準決勝(1月25日)
孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)②〔21−17、22−20〕0●賈一凡/張殊賢(中国)55分
ティナー/タン(マレーシア)②〔21−19、21−16〕0●イ・ユリム/イ・ヤンウー(韓国)52分
▼決勝(1月26日)
孔熙容/キム・ヘジョン(韓国) − ティナー/タン(マレーシア)
【混合ダブルス】
▼準決勝(1月25日)
郭新娃/陳芳卉(中国)②〔22−20、21−12〕0●キッテヌポン/デチャポル(タイ)40分
緑川大輝/齋藤夏②〔21−18、21−16〕0●リバルディ/クスマワティ(インドネシア)42分
▼決勝(1月26日)
緑川大輝/齋藤夏 – 郭新娃/陳芳卉(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO