1月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。マレーシアOP(S1000)、インドOP(S750)と大きな大会が続き、上位陣にも順位変動が合った。ここではダブルスのランキングを紹介しよう。
【女子ダブルス】
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10万ポイント超えの李紹希/ペク・ハナ(韓国)、9万9000ポイント台の譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シァンシュ/中国)に、志田千陽(上写真・左)/松山奈未が食らいつき、トップ3を形成。日本勢2番手の中西貴映/岩永鈴は、5位をキープしている。
マレーシアOP優勝の1万2000ポイントを加え、40ランクアップの53位に順位を上げていた福島由紀/松本麻佑が、今週は17ランクアップして36位。日本勢3番手の石川心菜/古根川美桜(34位)との差を、わずか410に詰めている。インドOP優勝(1万1000ポイント獲得)の櫻本絢子/五十嵐有紗は、99ランクアップして81位。こちらも大きく順位を上げた。
【混合ダブルス】
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1位は10万超えの馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)。蒋振邦(ジャン・ツェンバン)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)が9万5000ポイント台で続き、中国の2ペアが独走。3、4位は大きく離れた7万ポイント台で、チェン・T・J/トー・E・W、ゴー・S・H/ライ・S・Jというマレーシアの2ペアだ。
日本勢1番手の緑川大樹(上写真・左)/齋藤夏は、1ランクアップして12位。マレーシアOP、インドOPでベスト8入りを果たすなど、安定感が増している印象だ。霜上雄一/保原彩夏(47位)、西大輝/佐藤灯(59位)を追って、インドOPのポイントを加算した渡辺勇大/田口真彩が、43ランクアップの116位と順位を上げている。
【男子ダブルス】
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トップ4は、アストルップ(上写真・左)/ラスムセン(デンマーク)、ゴー・S・F/N・イズッディン(マレーシア)が9万ポイント台で争い、王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)、アルディアント/アルフィアン(インドネシア)が激しく追う。
日本勢1番手の保木卓朗/小林優吾は、1ランクダウンの11位。ついにトップ10から陥落してしまった。2番手の三橋健也/岡村洋輝(18位)とともに、ポイントを重ねながら順位を上げていきたいところだ。霜上雄一/野村拓海(59位)、柴田一樹/山田尚輝(70位)、相澤桃李/佐野大輔(79位)は、それぞれ先週より2ランクアップしている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO