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【日本代表情報】「これまでの強化策を継承しながら、私なりのプランや考え方を組み込んでいきたい」(大掘HC)<日本代表発表記者会見>

1月25日、日本バドミントン協会は2025年日本代表を発表した。会見には日本協会の副会長兼強化本部長の朝倉康善氏(上写真・左)と、大堀均ナショナルチームヘッドコーチ(写真右)が出席。今年1月に就任した大掘ヘッドコーチは「これまでの朴(柱奉)さんの強化策を継承しながら、私なりのプラン、考え方を組み込んでやっていきたい。ただし、予算という面で、これまでと同じ状況でできるかというと、そうはいかない。手法は変わってくるかもしれない」と、今後の強化についてもふれた。

2025年日本代表の体制については、いくつかの変更点があった。これまで日本代表を区別していたA代表、B代表を撤廃。主要国際大会は、今回選出された日本代表の中にいるトップコミットメントプレーヤー(12名)を中心に、選手のコンディションやランキングなどの総合的判断で派遣していく。それほかの選手は、強化指定選手として、それぞれのレベルに合わせた国際大会に派遣していく予定だ。

代表人数は2024年の57名(1月当時)から41人に減少。代表枠は女子ダブルス6ペアを選出する予定が、今回は5ペア。混合ダブルスは5ペアの予定が3ペアとなっており、この選出については「代表枠は、最初に設定した枠を必ずしも埋めるというわけではない。そのレベルや、ふわさしい選手がいなければ(選ぶ人数は)少なくなることを前提に、選考していた」(朝倉副会長)としている。

2025年の種目別コーチはすでに発表しているが、A・B代表の扱いがなくなったことにより、各種目「日本代表に専念するコーチ」と「所属チームと日本代表を兼任するコーチ」の2名で強化を図っていく。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

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