1月14日にBWFワールドツアー・インドOP(ニューデリー/Super750)が開幕した。前週のマレーシアOP(クアラルンプール/Super1000)に続き、ランク上位の日本代表選手らが参戦。初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた。
男子シングルスは西本拳太(上写真)、田中湧士、渡邉航貴の3選手が初日の1回戦に挑んだものの、白星には届かず。西本はフランスのトマ・ジュニア・ポポフから第1ゲームを先取したが、後半はペースを握られ逆転負け。田中はインド選手とファイナルゲームの接戦を演じたが、最後は25-27で敗れた。
女子ダブルスは、櫻本絢子/五十嵐有紗(上写真・手前)が侮れないインドペアを2-0で下し、2回戦に進出。第1ゲームから接戦となった勝負は、23-21で櫻本/五十嵐が先制する。第2ゲームは日本ペアが16-11とリードしたものの、ここからインドペアに追い上げられ19オール。しかし、最後は櫻本/五十嵐が底力を発揮して21-19で勝利した。
女子シングルスは、水津愛美がカナダ選手に2-0で快勝。1回戦を突破した。全日本総合準優勝の仁平菜月は、香港選手から第1ゲームを奪った後、相手がキケンとなり2回戦に進出している。また、マレーシアOPでベスト8に入った混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏も2回戦進出。男子ダブルスの三橋健也/岡村洋輝も、インドペアを下して初戦をクリアした。
日本選手の1回戦前半(1月14日)の結果、残りの1回戦(1月15日)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(1月14日)
西本拳太●1〔22−20、10−21、14−21〕②トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)74分
田中湧士●1〔19−21、21−14、25−27〕②キラン・ジョージ(インド)71分
渡邉航貴●0〔20−22、14−21〕②李卓耀(香港)41分
▼1回戦(1月15日)
奈良岡功大 – プリヤンシュ・ラジャワット(インド)
大林拓真 – テー・ジァヘン(シンガポール)
【女子シングルス】
▼1回戦(1月14日)
奥原希望●0〔13−21、15−21〕②ラチャノック・インタノン(タイ)
仁平菜月○〔22−20、キケン〕●盧善恩(香港)29分
水津愛美②〔21−5、21−8〕0●ウェンユ・ツァン(カナダ)28分
▼1回戦(1月15日)
杉山薫 – ローレン・ラム(アメリカ)
宮崎友花 – ポルンピチャ・チョウェイキウォン(タイ)
【男子ダブルス】
▼1回戦(1月14日)
三橋健也/岡村洋輝②〔21−19、21−16〕0●プラシーク.K/クルシュナムルザイ・ロイ(インド)38分
【女子ダブルス】
▼1回戦(1月14日)
櫻本絢子/五十嵐有紗②〔23−21、21−19〕0●ジョリー/プレラ(インド)51分
▼1回戦(1月15日)
福島由紀/松本麻佑 – ハンキエウェチュ/マルチャック(ポーランド)
松友美佐紀/志田千陽 – 張淨惠/楊景惇(台湾)
【混合ダブルス】
▼1回戦(1月14日)
緑川大輝/齋藤夏②〔21−18、21−15〕0●フーPR/チェンSY(マレーシア)30分
▼1回戦(1月15日)
渡辺勇大/田口真彩 – ウォンTC/リムCS(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO