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【マレーシアオープン2025】福島由紀&松本麻佑が底力を発揮して中国ペアに逆転勝利!ペアとして初タイトル獲得!<決勝戦結果>

1月12日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール/Super1000)最終日は、各種目決勝が行なわれた。日本勢は女子ダブルスの福島由紀/松本麻佑が、ペアとしての初優勝に挑んだ。

結果

準決勝/5日目
1月11日

準々決勝/4日目
1月10日

2回戦/3日目
1月9日

1回戦/2日目
1月8日

1回戦/初日
1月7日

福島/松本の決勝戦の相手は、準決勝で世界ランク1位の譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シァンシュ/中国)を下して勝ち上がった賈一凡(ジャ・イーファン)/張殊賢(ツァン・シューシェン/)。攻撃的な後輩ペアを制した賈一凡/張殊賢は、第1ゲームから福島/松本に圧力をかけて21-17で先制する。

初優勝に向けて簡単に負けられない福島/松本は、第2ゲームで反撃開始。序盤は競り合いとなり8オールとなったが、積極的に仕掛けた福島/松本がここから5連続得点。その後も中国ペアの追走をしっかり振り切り、第2ゲームを奪った。

ファイナルゲームに入ると、ペースを握ったのは福島/松本だった。疲れが見える後半に入っても、松本が後衛からスマッシュで押し込みポイントをつかむ。中国ペアの攻撃も福島を中心に堅いレシーブで跳ね返し、最後は21-15で日本ペアが勝利。互いのポテンシャルを引き出しながらライバルたちを撃破した福島/松本が、国際大会3戦目で見事初優勝を飾った。

経験豊富な福島(左)/松本がSuper1000を制覇。攻守のバランスがしっかりかみ合った今大会は、中国や韓国の強豪ペアを下し、二人のペアで初Vを達成した

このほかの種目では、男子シングルスの決勝に進んだ世界ランク1位の石宇奇(中国/上写真)が、準決勝で奈良岡功大を倒したアンダース・アントンセン(デンマーク)に2-0で勝利。今季初Vを飾った。

女子シングルスはアン・セヨン(韓国)が2024年間女王の王祉怡(ワン・ジーイ/中国)を制して優勝。男子ダブルスは、韓国の徐承宰/金ワンホがV達成。混合ダブルスは、熊本マスターズ優勝のデチャポル/スピッサラ(タイ)が、中国の馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)を退けてタイトルをつかんでいる。

1月12日(決勝戦)の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

石宇奇(中国)②〔21−8、21−15〕0●アンダース・アントンセン(デンマーク)39分

【女子シングルス】

アン・セヨン(韓国)②〔21−17、21−7〕0●王祉怡(中国)45分

パリ五輪金メダルのアン・セヨンが今季初タイトル。好調をアピールした

【男子ダブルス】

徐承宰/金ワンホ(韓国)②〔19−21、21−12、21−12〕1●陳柏陽/劉毅(中国)64分

韓国の徐承宰(左)はパートナーのカン・ミンヒュクが徴兵制による兵役中のため、金ワンホとのペアで出場。初戦いきなり優勝を飾った

【女子ダブルス】

福島由紀/松本麻佑②〔17−21、21−15、21−15〕1●賈一凡/張殊賢(中国)95分

【混合ダブルス】

デチャポル/スピッサラ(タイ)②〔21−13、19−21、21−18〕1●馮彦哲/黄東萍(中国)80分

混合ダブルスを制したタイのデチャポル(左)/スピッサラ。10月にペアを結成した二人は3回目のツアー優勝

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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