日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会最終日の30日は、各種目決勝を実施。ここでは女子シングルス決勝で敗れた仁平菜月のコメントを紹介する。
女子シングルス
仁平菜月
決勝結果:宮崎友花(柳井商工高)に0-2で敗戦し、準優勝
出だしから自分の力を出し切ることができた。初めて勝つなら絶対にここでという気持ちでしたが、結果に結びつけられず悔しい。相手はスピードが速い選手。自分が合わせたプレーをしていたらやられてしまう。自分から思い切って攻めることができたときはいいラリーができたし、点も取れた。
(第1ゲーム終盤、14-16から1点がノーカウントになったが?)ハッキリ言えば、納得はいかない。線審はインの判定だったけど、相手のチャレンジで映像で判定できない場合はレットと説明された。でも、そこから2点くらいポンポンと取られたのは、自分の弱さ。今大会は、簡単な試合はなく、今までの自分なら(気持ちが)折れて負けていた試合を乗り切って決勝までこられたことは今年の成長と思うけど、準優勝(を成した)というより、負けたことが悔しい。
涙を流すつもりはなかったけど、見に来てくれた家族のおかげで踏ん張れた部分もあり、家族の顔が思い浮かんで、涙が出てきてしまった。
取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部