日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会最終日の12月30日は、各種目決勝戦を実施。ここでは、決勝を争った選手たちのコメントを紹介する。

男子ダブルス

霜上雄一（右）＆野村拓海
（日立情報通信エンジニアリング）

決勝戦結果：山下恭平／緑川大輝（NTT東日本）に0-2で敗れ、準優勝

霜上　今日は自分たちが我慢できなかった。相手がねばって返してきたところで、最後の詰めが甘かったです。欲しいところでポイントを取れませんでした。相手のほうが球出しがよくて、自分たちのやりたいプレーをやっていたと思います。決勝といっても、特に緊張はしませんでした。先日のＳ/Ｊリーグ横浜大会でも、地元の多くの応援のなか、コート1面で戦っていましたし、今日はそこまで緊張することはなかったですね。今大会は昨日まで、どんな相手にもしっかり勝ちきれたことがよかった。ただ、今日は、自分たちの作戦をつぶされた時にどうするか…という課題が残りました。世界ランキングが上がってきて、来年はもっと上の大会で格上の相手とも対戦できるので、さらに上で戦えるように頑張りたいと思います。

野村　攻めるところでは攻められましたが、先に前に出てこられたことで、個人的にはちょっと引いてしまった部分があります。緊張はしていないと思ったのですが、プレッシャーはかかった気がしました。もうちょっとできたかな、という気持ちはあります。いまは、この結果をしっかりと受け止めて、また来年から頑張るしかないと思っています。ただ、接戦もモノにして決勝まで上がってこられたのはよかった。来年は、上のグレードの国際大会に出て、経験を積んでいきたいと思います。

取材・構成／バドミントン・マガジン編集部