日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会最終日の12月30日は、各種目決勝戦を実施。ここでは、決勝を争った選手たちのコメントを紹介する。

混合ダブルス

西大輝（左）＆佐藤灯
（龍谷大／ACT SAIKYO）

――棄権した理由について

佐藤　前に手術した左の足首が、試合中、急に痛くなってしまいました。最後までやろうと思いましたが、まったく動けなくて…。すごく申し訳なかったのですが、棄権というカタチを取らせてもらいました。

――西選手も第1ゲームの途中で治療をしていた

西　自分は第1ゲームのイレブンまで元気でした。でも、そのあとにラウンド側の球を対応したときに、足首に違和感が出て、ちょっと痛くなりました。自分は途中から大丈夫だったのですが、パートナーが痛いと話していて。第2ゲームのイレブンまでできたらやろうと思いましたが、無理そうだったので、やめようということになりました。

――残念な結果に終わったが、準優勝という結果について

西　今日の試合は、第1ゲームの出だしは自分たちのほうがいいカタチで入れていました。“いけるかも”と思っていたところでの棄権なので、正直とても悔しいですけど、 仕方ない部分かなと思います。来年以降、海外の大会でも勝てるように頑張りたいです。

佐藤　このようなカタチで終わったのはとても悔しいし、申し訳ないです。ただ、このままでは終わらせたくない気持ちがあるので、来年はグレードの高い国際大会で、もっとレベルアップした姿を見せたいです。そして来年、またここに戻ってきたいです。

――来年も2種目を続ける気持ちか

西　そうですね。来年1年はどうなるかまだわからないですけど、もっとフィジカルを強化して、両種目ともトップレベルで戦えるようになりたいと思います。

取材・構成／バドミントン・マガジン編集部