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【全日本総合バドミントン2024】「今大会は絶対に勝ち切りたい。ここから先は、シンプルにどん欲に勝ちにいきます」(田中湧士)<選手コメント/3日目-6>

日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会3日目の27日は、各種目2回戦および、36ドローの女子シングルスは3回戦を実施。ここでは注目選手のコメントを紹介する。

男子シングルス

田中湧士(NTT東日本)

2回戦結果:宮下怜(明治大)に2-1で勝利

昨日とは風の影響と、シャトルの飛び方が違いました。序盤は、相手のいいショットや、自分のエラーが重なって思うようにいきませんでしたが、結果として勝てたのはよかったと思います。(国際大会の経験を重ねて)特に相手が強いときは、自分のエラーなどで流れを失うと命取りになるので、そういう部分はなくしていきたいですし、環境に応じて打てるショット、打てないショットもわかってきたので、流れを切らない立ち回り、ショットの選択をしていきたいと思っています。ここから先は、相手が誰であろうと手強い。シンプルにどん欲に勝ちにいきます。目標は、優勝です。今も挑戦者の気持ちですけど、前回優勝したときは違って(有力候補として見られて)受けて立つ側で勝ち切ることは簡単ではないですけど、その中で今大会は絶対に勝ち切りたいと思います。

奈良岡功大(NTT東日本)

2回戦結果:増本康祐(法政大)に2-0で勝利

今日の相手は、大学王者。身長があるし、角度のあるショットは警戒していました。以前にナショナルトレーニングセンターでの代表合宿でスパーリング相手に来てくれた選手の一人。そのときは、結構いい球を打っていたので、あれを打たれたら嫌だなと思っていたのですが、力が入りすぎていたのか、甘い球になっていたように感じました。だから、高い球を上げてはいけないとは思わず、上げるならしっかりと上げればいいと思っていました。今日は、昨日とはシャトルのメーカーが違ったので、相手はやりにくかったのかもしれません。結果的にドライブの打ち合いみたいなのが多かったし、持ち込んできましたけど、苦手じゃないし得意なので、その展開でもいいと思ってやっていました。次の相手はまだわからないですけど、自分のベストを出せるように頑張りたいです。

取材・構成/平野貴也

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