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【全日本総合バドミントン2024】「負け試合の展開でしたが、もうひと踏ん張りできたことが勝利につながった」(明地陽菜)<選手コメント/3日目-3>

日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日から30日まで東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催。大会3日目の27日は、各種目2回戦および、36ドローの女子シングルスは3回戦を実施。ここでは注目選手のコメントを紹介する。

女子シングルス

明地陽菜(再春館製薬所)

3回戦結果:砂川温香(柳井商工高)に2-1で勝利

3ゲームで17-20という「負け試合」の展開でしたが、もうひと踏ん張りできたことが勝利につながった。一球でも多く返す、相手よりも足を出すことをイメージして、5連続得点ができました。19点目の(カウンターになった)レシーブは、ボディに打ってくれたので振ることができました。あの1本は、相手はやっぱり決めたいところで、決めきれなかったのかという気持ちが多分出ていて、焦っている心境が見えたので、あと1点と思い、仕掛けすぎたら負けてしまう、いけるところだけ仕掛けようとイメージしてできました。互いに身長が低くて、前後の(揺さぶりの)勝負。どっちが根負けするかの戦いでした。山口(茜)選手が棄権して、次は近藤(七帆)選手。自分にも優勝のチャンスはあると思うので、優勝が最終的な目標です。まだ日本の中でトップレベルではないと思っていますけど、トップの選手に勝っていきながら五輪を目指していきたい気持ちがあります。

砂川温香(柳井商工高)

3回戦結果:明地陽菜(再春館製薬所)に1-2で敗戦

この試合、勝ちたいと思ってコートに入ったので、すごく悔しいですし、最後の1点を取る重みをすごく感じた試合だったかなと思います。最後はちょっと受け身に立ってしまったというか、この1点、ミスしないようにしようというマイナスな方向に考え方がいってしまった。それがもったいなかったかなと思います。そう簡単には勝てないと思うので、また一から出直して、全日本総合で優勝したいなと思います。

取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

 

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