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【全国小学生2024】愛知が2年ぶり3度目の頂点へ!<男子団体>

男子団体で栄冠に輝き、晴れやかな表情を見せる愛知のメンバー

小学生の日本一を決める『第33回全国小学生選手権大会』が、12月25日に開幕(兵庫県/グリーンアリーナ神戸・神戸市立中央体育館)。競技2日目の26日は、都道府県対抗の男女団体戦(1複2単)の準々決勝から決勝が行なわれた。ここでは、男子団体のダイジェストをお伝えする。

【男子ダイジェスト】

鮮やかに頂点に立ち、晴れやかな笑顔を見せる愛知のメンバー

この日、最初に準決勝進出を決めたのは福岡。複と第1単がともに速攻でポイントを重ね、神奈川を2−0で突き放した。続いて、好カードとなった東京との対戦を2−0で制した愛知が、ベスト4に名乗り。残る2対戦は、新潟と愛媛が勝利した。

準決勝。先に決勝へ駒を進めたのは愛知だった。第1単の玉城春真が危なげなくストレート勝ちすると、複の山内智陽/井村柊陽もリズムよく2ゲームで快勝。もう1つの対戦は、第1単を新潟、複を愛媛で分け合った後、第2単は新潟の芦田友哉がファイナルゲーム5−5からの8連続得点で一気に流れをつかみ、終盤の猛追に耐えて21−18でフィニッシュ。愛媛を振りきった。

迎えた決勝。複は新潟の阿部和武/中嶋優羽が、アグレッシブなプレーに徹して11本、12本で完勝。第1単は愛知の角倉連太が、要所での我慢強いラリーで活路を見いだし、16本、18本。優勝の行方は、第2単へ持ち込まれた。

攻守ともにハイレベルなパフォーマンスでチームを牽引した愛知の角倉蓮太

そして、ここで実力の高さを見せたのは愛知の玉城春真。高く深いクリアーを軸にラリーを組み立て、完全にイニシアチブを掌握。第1ゲームは、わずか2失点で折り返し、以降もスピードを落とさず躍動。6本、4本の圧勝で締め、チームの優勝を決めた。

決勝でチャンピオンシップ・ポイントを手にした玉城春真。まったく隙のない見事なプレーだった

<男子団体結果>※26日

▼準々決勝

愛 媛 2-1 埼 玉

新 潟 2-0 滋 賀

福 岡 2-0 神奈川

愛 知 2-0 東 京

▼準決勝

新 潟 2-1 愛 媛

愛 知 2-0 福 岡

▼決勝

愛 知 2-1 新 潟

山内智陽/井村柊陽●0〔11-21、12-21〕②阿部和武/中嶋優羽

角倉蓮太②〔21-16、21-18〕0●天野愉斗

玉城春真②〔21-6、21-4〕0●芦田友哉

優勝・愛知

準優勝・新潟

3位・愛媛

3位・福岡

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/三野良介

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