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【全日本総合バドミントン2024】「今年の最後、全部出し切れるように」(志田)「精一杯やって、その結果が優勝だったら」(松山)<選手コメント/2日目-9>

日本一を争う「第78回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日に東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザで開幕した。大会2日目の26日は、各種目1回戦および、36ドローの女子シングルスは1回戦4試合のほか、2回戦を実施。ここでは注目選手のコメントを紹介する。

女子ダブルス

志田千陽(左)&松山奈未(再春館製薬所)

1回戦結果:佐藤灯/田口真彩(ACT SAIKYO)に2-0で勝利

志田 第1ゲームは自分たちが出だしよくいけたかなと思いますけど、2ゲーム目のコートが変わったときに、(風で)相手の方からシャトルが走るという展開の中で、ちょっと自分たちが球を上げすぎたかなと思います。ディフェンスの中で目的を持てていれば、もっと点数を抑えられたと思うんですけど、単調になってしまったところは反省点です。今年はオリンピックがあって、その後はなんとかここまで繋いできて全日本総合に立てている。今年最後になるので、全部出し切れるように一つひとつ頑張っていけたらいいなと思います。

松山 この大会は誰もが取りに来る大会なので、その大会で自分たちもタイトルを一度は取ってみたいですし、自分たちの今できることを精一杯やって、その結果が優勝だったらいいなと思います。オリンピックが終わってから総合までの期間は、目標を立てるのが難しい時間もあったんですけど、やっぱりこの総合は2人で取りたいっていう目標をしっかり見直して挑んでいます。その気持ちはブレずに挑めているかなと思います。

福島由紀(右)&松本麻佑(岐阜Bluvic/ほねごり相模原)

1回戦結果:田代愛妃/八角実侑(七十七銀行)に2-0で勝利

福島 私は今日の2試合目に(混合ダブルスの試合に)入って、間が空いていたので、意識的に集中し直して出だしから入りました。ミックスをやった後だったので、ダブルスでもそのまま前に行って、相手がロングレシーブのタイプでもなかったので、うまくハマった部分があったかなと思います。相手によって変えていければいいと思います。今は、パターンや形が決まっていないところが強みでもあり、弱点でもある。コーチを含めて話してこういうふうにやってみたいと言ったことを試合の中で臨機応変に対応してやっていけたらと思っています。

松本 今日は二人とも終始集中してできましたし、福島さんがミックスをやったあとだったので、前に出てくれてすごく楽でした(笑)。(予選)より気持ちが入って、足を動かしていたことが、点数に出ているかなと思います。まだ日本のペアでは中西/岩永くらいしか対戦していない。勝ち上がっていけば、ほかのペアとも対戦するので、やってみてどうかなという気持ちはあります。

 取材・構成/吉井信行、平野貴也

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