12月17日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週のワールドツアーファイナルズのポイントが反映され、上位陣に順位変動があった。ここではダブルスのランキングについて紹介する。
【男子ダブルス】
ランキングはこちら
ワールドツアーファイナルズ優勝のアストルップ(上写真・奥)/ラスムセン(デンマーク)が、1万4000ポイントを加算させ、2ランクアップで1位に。1位だった梁偉鏗(リャン・ウェイカン)/王昶(ワン・チャン)/中国)は2位後退。ツアーファイナルズ準優勝のゴー・S・F/N・イズッディン(マレーシア)が、4ランクアップで3位に入ってきた。男子ダブルスは、1〜5位が異なる国のペアという混戦状態だ。
日本勢1番手は保木卓朗/小林優吾(8位)。2番手は三橋健也/岡村洋輝(19位)、3番手は野村拓海/霜上雄一(60位)。なかなか順位を上げられずにいるが、来季の国際大会での飛躍を期待したい。
【女子ダブルス】
ランキングはこちら
パリ五輪銀メダルの譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シァンシュ/中国)、ワールドツアーファイナルズ優勝の李紹希/ペク・ハナ(韓国)が、10万ポイント超えで1、2位を守っている。ツアーファイナルズ準優勝の志田千陽(上写真・左)/松山奈未が、1万2000ポイントを加えて1ランクアップの3位。パリ五輪金メダルの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)は、WTファイナルズ4強で久々にポイントを手にしたが、4位に後退した。
日本勢2番手は中西貴映/岩永鈴。順位は5位のままだが、ワールドツアーファイナルズ出場で7800ポイントを加算している。B代表勢の2ペア、加藤佑奈/廣上瑠依(34位)、石川心菜/古根川美桜(35位)も、先週の順位を守る形となった。
【混合ダブルス】
ランキングはこちら
馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)、蒋振邦(ジャン・ツェンバン)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)、鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)と、中国勢のトップ3は変わらず。全ペアが9万ポイント台と、4位以下を引き離している。
日本勢1番手はペア解散した渡辺勇大/五十嵐有紗(10位)。そこに続くのは、WTファイナルズ出場で高ポイントを加え、6ランクアップで15位に浮上した緑川大樹(上写真・手前)/齋藤夏。B代表の霜上雄一/保原彩夏(44位)、西大輝/佐藤灯(59位)とともに、さらなるランクアップをめざしたい。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
ベースボール・マガジン社 販売部
(0120‐911‐410)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO