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【ワールドツアーファイナルズ2024】大堀彩が3連勝で決勝トーナメント進出!志田&松山もリーグを突破!<3日目結果>

12月13日に開催された年末最後のビッグイベント・BWFワールドツアーファイナルズ2024(中国・杭州)3日目は、各種目の予選リーグ第3戦が行なわれた。リーグ最終戦を終え、決勝トーナメント進出者(準決勝)が決定した。

2日目/12月12日
予選リーグ第2戦

初日/12月11日
予選リーグ第1戦

予選リーグ最終戦を終え、日本勢の中で3連勝を飾ったのは女子シングルスの大堀彩(上写真)。初戦でパリ五輪銅メダルのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)、第2戦で世界ランク2位の王祉怡(ワン・ジーイ/中国)を下して2連勝。最終戦はブサナン・ンバルンパン(タイ)と対戦。好調をキープする大堀は、第1ゲームを21−18で制すと、第2ゲームも主導権を握り15本に抑えて勝利。難敵に連勝した大堀が1位でグループリーグを突破を決め、準決勝に勝ち進んだ。

女子ダブルスの志田千陽(上写真・左)/松山奈未は、ここまでリーグ戦で1勝1敗。第3戦のジョリー/プレラ(インド)に勝てば、決勝トーナメント進出が決まる状況だ。第1ゲームは、志田/松山が先行しながら試合を進め、17本で先制する。第2ゲームに入っても、スピードを落とさずに攻めきった志田/松山が21−13。2-0のストレート勝ちとした志田/松山が、グループリーグ2位で決勝トーナメント進出を決めた。

日本勢は大堀、志田/松山がリーグ突破を決めたが、そのほかは準決勝への進出はならず。女子シングルスの山口茜(上写真)は、スパニダ・カテソン(タイ)とファイナルゲームとなった接戦を制し、リーグ成績を2勝1敗とした。グループBは、山口を含め3選手が2勝1敗で並び、ゲーム数差でアン・セヨン(韓国)と韓悦(ハン・ユェ/中国)が上位に。山口は初戦で敗れた後に2連勝で盛り返したが、リーグ3位で準決勝の切符を逃した。

女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴(上写真・右)は、最終戦でも黒星を喫してリーグで白星獲得ならず。混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏も、3連敗に終わった。男子シングルスの奈良岡功大は、最終戦の石宇奇(シー・ユーチー/中国)戦に勝ったものの、リーグ戦は1勝2敗で敗退となった。

奈良岡功大は2-0で勝利を飾ったものの、決勝トーナメント進出はならなかった

予選リーグ第3戦(12月13日)の結果、決勝トーナメント・準決勝(12月4日)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼グループA

李詩灃(中国)○〔20−22、11−15、キケン〕●リー・ジジャ(マレーシア)40分

周天成(台湾)②〔16−21、21−18、21−15〕1●アンダース・アントンセン(デンマーク)75分

順位/①アンダース・アントンセン(1勝1敗)②周天成(1勝1敗)③李詩灃(1勝1敗)④リー・ジジャ(キケンのため、これまでの2試合は無効扱い)

▼グループB

奈良岡功大(日本)②〔21−14、21−17〕0●石宇奇(中国)30分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−15、21−12〕0●クンラビット・ビティサラン(タイ)44分

順位/①石宇奇(2勝1敗)②ジョナタン・クリスティ(2勝1敗)③クンラビット・ビティサラン(1勝2敗)④奈良岡功大(1勝2敗)

▼準決勝(12月14日)

石宇奇(中国) − 周天成(台湾)

アンダース・アントンセン(デンマーク) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

【女子シングルス】

▼グループA

王祉怡(中国)②〔21−8、21−16〕0●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)37分

大堀彩(日本)②〔21−18、21−15〕0●ブサナン・ンバルンパン(タイ)42分

順位/①大堀彩(3勝)②王祉怡(2勝1敗)③グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(1勝2敗)④ブサナン・ンバルンパン(3敗)

▼グループB

アン・セヨン(韓国)②〔21−11、21−15〕0●韓悦(中国)38分

山口茜(日本)②〔13−21、21−14、25−23〕1●スパニダ・カテソン(タイ)72分

順位/①アン・セヨン(2勝1敗)②韓悦(2勝1敗)③山口茜(2勝1敗)④スパニダ・カテソン(3敗)

▼準決勝(12月14日)

大堀彩(日本) − 韓悦(中国)

王祉怡(中国) − アン・セヨン(韓国)

【男子ダブルス】

▼グループA

李哲輝/楊博軒(台湾)②〔21−10、21−19〕0●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)26分

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)②〔24−22、21−12〕0●王齊麟/李洋(台湾)42分

順位/①アストルップ/ラスムセン(2勝1敗)②ゴーSH/ライSJ(2勝1敗)③王齊麟/李洋(1勝2敗)④李哲輝/楊博軒(1勝2敗)

▼グループB

アルフィアン/アルディアント(インドネシア)○キケン●何濟庭/任翔宇(中国)

グタマ/イスファーニ(インドネシア)②〔21−16、21−16〕0●A・チア/ソーWY(マレーシア)41分

順位/①アルディアント/アルフィアン(1勝1敗)②グタマ/イスファーニ(1勝1敗)③アーロン・チア/ソー・ウィーイク(1勝1敗)④何濟庭/任翔宇(キケンのため、これまでの2試合は無効扱い)

▼準決勝(12月14日)

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア) − アルディアント/アルフィアン(インドネシア)

アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − グタマ/イスファーニ(インドネシア)

【女子ダブルス】

▼グループA

譚寧/劉聖書(中国)②〔21−9、18−21、21−18〕1●ティナー/タン(マレーシア)

志田千陽/松山奈未(日本)②〔21−17、21−13〕0●ジョリー/プレラ(インド)49分

順位/①譚寧/劉聖書(3勝)②志田千陽/松山奈未(2勝1敗)③ジョリー/プレラ(1勝2敗)④タン/ティナー(3敗)

▼グループB

李紹希/ペク・ハナ(韓国)②〔21−15、21−6〕0●中西貴映/岩永鈴(日本)

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−14、21−19〕0●クスマ/プラティウィ(インドネシア)46分

順位/①陳清晨/賈一凡(3勝)②李紹希/ペク・ハナ(2勝1敗)③クスマ/プラティウィ(1勝2敗)④中西貴映/岩永鈴(3敗)

▼準決勝(12月14日)

譚寧/劉聖書(中国) − 李紹希/ペク・ハナ(韓国)

志田千陽/松山奈未(日本) − 陳清晨/賈一凡(中国)

【混合ダブルス】

▼グループA

蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔21−16、19−21、21−15〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−19、21−17〕0●楊博軒/胡綾芳(台湾)

順位/①蒋振邦/魏雅欣(3勝)②鄭思維/黄雅瓊(2勝1敗)③鄧俊文/謝影雪(1勝2敗)④楊博軒/胡綾芳(3敗)

▼グループB

ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔17−21、21−15、21−14〕1●フェルディナンシャー/ウィジャヤ(インドネシア)70分

チェンTJ/トーEW(マレーシア)②〔21−17、21−18〕0●緑川大輝/齋藤夏(日本)

順位/①チェンTJ/トーEW(3勝)②ゴーSH/ライSJ(2勝1敗)③フェルディナンシャー/ウィジャヤ(1勝2敗)④緑川大輝/齋藤夏(3敗)

▼準決勝(12月14日)

ゴーSH/ライSJ(マレーシア) − チェンTJ/トーEW(マレーシア)

蒋振邦/魏雅欣(中国) − 鄭思維/黄雅瓊(中国)

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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