【S/Jリーグ2024】Sブロック上位対決は日立情報通信エンジニアリングがNTT東日本に3-0で完勝!<横浜大会結果>

12月8日、国内のトップチームが争うS/Jリーグ2024横浜大会が、神奈川県横浜武道館で行なわれた。ここでは、白熱した戦いをくり広げた男女それぞれの結果を紹介する。

【男子】

混戦模様のSブロックは、NTT東日本と日立情報通信エンジニアリングの全勝同士が対決。NTT東日本は、この試合に勝てば4連勝でブロックリーグ2位以上が確定する状況で、大一番に挑んだ。

第1ダブルスは、今季のNTT東日本の主軸として活躍する山下恭平/緑川大輝。対する日立情報通信Eは、日本代表経験のある松居圭一郎(上写真・右)と玉手勝輝(左)でポイントをつかみにいくと、松居/玉手が21-18で第1ゲームを先取する。第2ゲームは、お互いにリードを許さず20オールまでもつれたが、終盤の競り合いを松居/玉手が24-22で制し、日立情報通信Eが先勝した。

貴重な先制ポイントをつかんだ日立情報通信Eは、シングルスに牧野桂大(上写真)を起用して連勝をねらうと、NTT東日本の武井凜生と接戦を展開。第1ゲームは武井が21-14で先制したが、第2ゲームは牧野が23-21で取り返し、ファイナルゲームに突入。チームの逆転勝利には落とすことのできない武井だったが、最終ゲームは15オールから牧野が先に抜け出し、21-16で勝利。日立情報通信Eが2-0でチームの勝利を確定させた。

チームの勝利を決めた牧野桂大を迎える日立情報通信Eの選手たち

第2ダブルスも、日立情報通信Eの霜上雄一/川邊悠陽が、NTT東日本の古賀輝/山田尚輝をファイナルゲーム19本で抑えて勝利。日立情報通信EがNTT東日本に3-0で完勝し、ブロック3勝目を獲得。連勝中だったNTT東日本は初黒星を喫し、ブロックの成績を3勝1敗とした。

第2ダブルスに起用されたベテランの古賀輝(手前)は、山田尚輝とのペアで1勝をねらうも接戦をモノにできず

▼Sブロック(12月8日)

日立情報通信エンジニアリング(3勝0敗)3−0 NTT東日本(3勝1敗)

松居圭一郎/玉手勝輝②〔21−18、24−22〕0●山下恭平/緑川大輝

牧野桂大②〔14−21、23−21、21−16〕1●武井凜生

霜上雄一/川邊悠陽②〔19−21、21−16、21−19〕1●古賀輝/山田尚輝

【女子】

前回の千歳大会で北都銀行を破り、今季のブロックリーグで初白星を手にした山陰合同銀行。対するNTT東日本は、上位チームに3連敗。山陰合同銀行との試合に負ければ、勝ち点で4チームに追いつけない状況となり、最下位が決定する。リーグの生き残りをかけた戦いに挑んだ。

先制はNTT東日本。第1ダブルスに起用された篠谷菜留(上写真・右)は、ルーキーの山北奈緒(左)とペアを組み、勢いのある山陰合同銀行の髙崎夏実/田部真唯を2-0で完封。第2ゲームは篠谷/山北が14−19の劣勢となったが、ここから20オールに持ち込み、最後は篠谷/山北が競り合いを制した。

今季初勝利が近づいたNTT東日本は、シングルスの水井ひらり(上写真)が山陰合同銀行の三輪音巴と対戦。第1ゲームを水井が7本に抑えてプレッシャーをかけると、第2ゲームも中盤以降にリードを奪った水井が、そのまま振り切り21-16で勝利。続く第2ダブルスもNTT東日本の上杉杏/鈴木陽向が勝利し、リーグ初白星を獲得。これでNTT東日本と山陰合同銀行が1勝3敗で並び、最終順位の決定は次戦に持ち越された。

第1ダブルスで白星をねらった山陰合同銀行の髙崎夏実(右)/田部真唯だが、0-2で敗戦。第2ゲームは後半までリードを奪ったが、逆転を許した

▼Sブロック(12月8日)

NTT東日本(1勝3敗)3−0 山陰合同銀行(1勝3敗)

篠谷菜留/山北奈緒②〔21−10、23−21〕0●髙崎夏実/田部真唯

水井ひらり②〔21−7、21−16〕0●三輪音巴

上杉杏/鈴木陽向②〔21−19、21−13〕0●伊藤朱里/伊瀬友花

【結果】

12月7日
岐阜大会
結果

12月7日
高岡大会
結果

12月1日
福井大会
結果

12月1日
千歳大会
結果

11月10日
秋田大会
結果

11月9日
黒石大会
結果

11月3日
さいたま大会
男子結果 / 女子結果

11月3日
山口大会
男子結果 / 女子結果

11月2日
さいたま大会
男子結果 / 女子結果

11月2日
山口大会

男子結果 / 女子結果

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/黒崎雅久

投稿日:2024/12/08

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