11月20日に開催されたBWFワールドツアー・中国マスターズ(Super750/深圳)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本からは、前週の熊本マスターズで活躍した選手らもコートに立ち、海外のライバルたちしのぎを削った。
女子ダブルスは、4ペアが1回戦に登場した。福島由紀(上写真・右)/松本麻佑は韓国の申昇瓚/鄭ナウン(韓国)との対戦となり、第1ゲームは福島/松本が11本で先制したものの、第2ゲームは6連続失点などでリードを許し、ファイナルゲームへ。競り合いとなった勝負は、終盤に日本ペアが17-20の状況に追い込まれながら、ここから5連続ポイントで逆転に成功。22-20で制した福島/松本が、2回戦に駒を進めた。
櫻本絢子(上写真・左)/五十嵐有紗は、第1ゲームを先制されたものの、第2ゲーム以降は18本、18本で逆転勝ち。志田千陽/松山奈未も、同じく台湾ペアとのファイナルゲームとなった接戦を制して1回戦を突破。石川心菜/古根川美桜もマレーシアペアを下して2回戦に進出している。
男子シングルスは、大林拓真(上写真)が熊本マスターズで準優勝のレオン・ジュンハオ(マレーシア)を12本、11本に抑えて勝利。西本拳太はデンマークのラスムス・ゲンケとの、1時間40分におよぶ大激戦に敗れ、初戦突破ならず。渡邉航貴もビクター・アクセルセン(デンマーク)にファイナル勝負の末に敗れている。
男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾(上写真・右)は、台湾ペアに2-0のストレート勝利。熊本マスターズ優勝の女子シングルス・山口茜は、1回戦でデンマークのミア・ブリックフェルトに1-2で敗れている。
20日(1回戦)の結果、21日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(11月20日)
西本拳太●1〔15−21、21−12、24−26〕②ラスムス・ゲンケ(デンマーク)102分
大林拓真②〔21−12、21−11〕0●レオン・ジュンハオ(マレーシア)38分
渡邉航貴●1〔17−21、21−16、12−21〕②ビクター・アクセルセン(デンマーク)68分
▼2回戦(11月21日)
大林拓真 – アンダース・アントンセン(デンマーク)
【女子シングルス】
▼1回戦(11月20日)
山口茜●1〔14−21、21−17、21−17〕②ミア・ブリックフェルト(デンマーク)62分
▼2回戦(11月21日)
宮崎友花 – ミア・ブリックフェルト(デンマーク)
仁平菜月 – アヌパマ・ウパデアーエ(インド)
【男子ダブルス】
▼1回戦(11月20日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−18、24−22〕0●陳子睿/林煜傑(台湾)43分
▼2回戦(11月21日)
保木卓朗/小林優吾 – ルンドガード/ベスターガード(デンマーク)
【女子ダブルス】
▼1回戦(11月20日)
福島由紀/松本麻佑②〔21−11、16−21、22−20〕1●鄭ナウン/申昇瓚(韓国)91分
石川心菜/古根川美桜②〔11−21、21−8、21−12〕1●V・フー/リムCS(マレーシア)57分
志田千陽/松山奈未②〔18−21、22−20、21−16〕1●鄧淳薰/楊筑雲(台湾)68分
櫻本絢子/五十嵐有紗②〔18−21、21−18、21−18〕1●許尹鏸/林芝昀(台湾)73分
▼2回戦(11月21日)
中西貴映/岩永鈴 – 福島由紀/松本麻佑
石川心菜/古根川美桜 – クスマ/プラティウィ(インドネシア)
志田千陽/松山奈未 − 謝沛珊/洪恩慈(台湾)
櫻本絢子/五十嵐有紗 – ティナー/タン(マレーシア)
【混合ダブルス】
▼2回戦(11月21日)
渡辺勇大/田口真彩 – 郭新娃/陳芳卉(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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