11月19日にBWFワールドツアー・中国マスターズ(Super750/深圳)が開幕した。日本代表は、前週の熊本マスターズ(Super500)からの連戦。初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、日本選手も登場してライバルたちとの勝負に挑んだ。
混合ダブルスの1回戦に、日本から3ペアが出場。パリ五輪銅メダルの渡辺勇大と若手の田口真彩(上写真・右)が組む新星ペアは、初戦で戦ったイングランドペアに2-0で勝利。第1ゲーム、第2ゲームともに16本に抑え、2回戦進出を決めた。緑川大輝/齋藤夏は、中国トップの馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)にストレート負け。西大輝/佐藤灯も初戦敗退に終わった。
女子シングルスは、1回戦から大堀彩と仁平菜月(上写真)の日本人対決となり、ファイナル勝負となった接戦を仁平が勝利。2回戦へと勝ち上がった。宮崎友花は、インド選手との勝負に挑み、2-0で勝利。こちらも2回戦に駒を進めている。
女子ダブルスは、第1シードの中西貴映(上写真・手前)/岩永鈴がフランスペアと勝負。第1ゲームは25-23と競り合いながらも先制。第2ゲームは19-14から4連続失点で差を詰められたが、最後は中西/岩永が押し切って2回戦進出を決めた。
そのほか、男子シングルスの田中湧士は、地元中国の陸光祖(ルゥ・グァンズ)に0-2で敗戦。男子ダブルスの三橋健也/岡村洋輝も、マレーシアの強豪ペアから第1ゲームを奪ったが、その後は相手にペースを握られ逆転負け。初戦突破はならなかった。
11月19日(1回戦)の結果、20日(残りの1回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(11月19日)
田中湧士●0〔15−21、17−21〕②陸光祖(中国)45分
▼1回戦(11月20日)
西本拳太 – ラスムス・ゲンケ(デンマーク)
大林拓真 – レオン・ジュンハオ(マレーシア)
渡邉航貴 – ビクター・アクセルセン(デンマーク)
【女子シングルス】
▼1回戦(11月19日)
仁平菜月②〔15−21、21−12、21−18〕1●大堀彩74分
宮崎友花②〔21−10、21−18〕0●アーカラシ・カシャップ(インド)39分
▼1回戦(11月20日)
山口茜 – ミア・ブリックフェルト(デンマーク)
【男子ダブルス】
▼1回戦(11月19日)
三橋健也/岡村洋輝●1〔23−21、14−21、13−21〕②ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)61分
▼1回戦(11月20日)
保木卓朗/小林優吾 – チェン/リン(台湾)
【女子ダブルス】
▼1回戦(11月19日)
中西貴映/岩永鈴②〔25−23、21−18〕0●ランベール/ポグナンテ(フランス)65分
▼1回戦(11月20日)
福島由紀/松本麻佑 – 鄭ナウン/申昇瓚(韓国)
石川心菜/古根川美桜 – V・フー/リムCS(マレーシア)
志田千陽/松山奈未 – 鄧淳薰/楊筑雲(台湾)
櫻本絢子/五十嵐有紗 − 許尹鏸/林芝昀(台湾)
【混合ダブルス】
▼1回戦(11月19日)
西大輝/佐藤灯●0〔12−21、8−21〕②楊博軒/胡綾芳(台湾)28分
渡辺勇大/田口真彩②〔21−16、21−16〕0●G・マイリス/J・マイリス(イングランド)
緑川大輝/齋藤夏●0〔14−21、13−21〕②馮彦哲/黄東萍(中国)38分
▼2回戦(11月21日)
渡辺勇大/田口真彩 – 郭新娃/陳芳卉(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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