【インカレ2024】法政大と龍谷大が勢いよく決勝進出！＜女子団体＞

11月15日に第75回全日本学生大学対抗戦（インカレ）が、群馬県前橋市で開幕した。大学日本一を決めるインカレは、今年度から個人戦と団体戦の日程を分けて開催され、個人戦は10月に京都府で実施済み。大学対抗戦の２日目となった16日は、男女ともに準々決勝と準決勝が実施された。ここでは女子のダイジェストをお伝えする。

【女子ダイジェスト】

準々決勝から熱戦が繰り広げられた女子。そのなかで、連覇をねらう筑波大が日本大を３−１で撃破したほか、立命館大は第２シードの明治大を３−１で破って準決勝へ。そのほか、法政大が九州国際大に、龍谷大が日本体育大に勝利して準決勝へと進んだ。

前回女王の筑波大に快勝した法政大。エースの内田美羽を中心に、２年ぶりの頂点なるか

準決勝２試合のうち、先に勝負が決まったのが筑波大と法政大の対戦だ。2面展開でスタートしたこの試合では、法政大のエース・内田美羽が長廻真知に19本、17本でストレート勝ちすれば、八木美帆も筑波大の青木もえにファイナルゲーム12本で勝利。これで勢いづいた法政大は、先に終わった第２ダブルスこそ筑波大ペアに白星を奪われたが、第１ダブルスの竹澤みなみ／橋村羽奏が21−19、21−18で競り勝って決勝進出。「（龍谷大に敗れた）男子の悔しさも晴らせるように、最後は日本一をとって終わりたいと思います」（内田主将）

連覇をめざした筑波大だったが、神山和奏（左）／須﨑沙織など全体が競り勝てずに３位

また、龍谷大vs立命館大の試合は龍谷大が３−0と圧倒した。龍谷大はシングルスに出場した小林優花が坂中琴音に、金廣真季が吉村茉恩に対していずれもストレート勝ちを収める。すると、龍谷大は第１ダブルスに出場した中出すみれ／田邉裕美も相手に１ゲームも与えることなく２−０の勝利。快勝で最終日へ向けて弾みをつけた。龍谷大は近年、頂点まであと一歩と迫りながらタイトルを逃しているだけに、明日は悲願のタイトル奪取なるかに注目したい。