世界のトッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げるBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。昨年から新たに日本で始まった国際大会は、今年も大盛況。ここでは、大会3日目を戦った注目選手たちのコメントを紹介する。
山口茜
女子シングルス
2回戦は香港選手に2-0で勝利
——試合を振り返って
前回対戦のイメージを持ちつつ、コントロールでも相手選手がちょっと苦戦していた分、うまくやれたかなと思います。スピードで上回って、自分のペースで試合が進められました。自分の身体の動きで、結構スムーズに入れている状況が多いので、余裕を持っていろいろなショットを打ち分けられているのが大きいです。前も後ろもいい体勢で入って、しっかりと球をコントロールして、相手に先手を取らせない球回しができました。
——あらためて、熊本での国際大会を戦えることについて
ホームで試合をできるのは、昔は大阪ICとかに出ていましたけど、最近だとジャパンオープンしかなかった。ジャパンオープンは、自分の中では相性のいい、力を発揮できる大会だと思っています。(この大会も)そんな感じにしていけたらというか、相性のいい大会になったらいいなという気持ちではある。ホームで力を発揮できるところなので、五輪後はそんなにいいプレーができていなかったので、これを機に、いいプレーができたらと思います。
——明日の準々決勝は年内の引退を決めている大堀彩選手との対戦
そうですね……。いろいろあるとは思いますけど、自分がベストを出せるようにやって、見ている方に楽しんでもらえる試合をしたいです。それから(試合の後に)いろいろ感じるものがあればいいのかなと思います。
取材・文・写真/平野貴也
【過去の大会結果】
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