世界のトッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げるBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。昨年から新たに日本で始まった国際大会は、今年も大盛況。ここでは、大会3日目を戦った注目選手たちのコメントを紹介する。
福島由紀(左)&松本麻佑
女子ダブルス
2回戦は大澤/田部に2-0で勝利
——試合を振り返って
福島 出だしはよくなかったですけど、お互いに話し合いながら修正しました。凡ミスも結構あったので、そこは次に向けて修正したいです。
松本 エンドが変わってシャトルが飛ぶ、飛ばないというのが結構ありましたが、確認しながらやっていました。
——スコア(21−17、21−18)ほどは慌てていなかった?
福島 そうですね。集中力がいま一つ上がらなかった部分がありました。
松本 相手がセオリー通りではない打ち方をするので、やりづらさがありました。あとは、互いに「フクヒロ」と「ナガマツ」でやってきたことが頭の中にあって、(前と後ろに)行く、行かないということに神経をすり減らしました。それで集中力を持てなかった感じがしました。
——相手は怖いものなしで向かってきた
福島 相手は向かってくるだけなので、いつもよりもいいプレーが多かったのかなと思いました。私は、一度(別の選手と組んで)日本ランキングサーキットで対戦していて、ある程度はイメージできていたのですが、相手は気持ちが乗っている分、いつもより球が返ってきたという感じはしました。
——2試合を終えて課題は見つかったか
福島 コンビネーションは話し合いながらやっていけばいいと思っています。互いにどうやっていくかを話せるので、そこはすごくわかりやすい。試合中にもすぐに切り替えられるのでやりやすいです。でも、ミスした後などは、まだ互いにわからない部分は多少あるので、そこでかみ合っていけばと思います。
松本 やってみて、簡単には負けないだろうなというイメージはあります。でも(動きが)もう少しというのも多いので、少しずつ話し合いながら、試合の中でも成長して、高めていければと思います。
——明日以降に向けて
福島 長くコートに立っていたい気持ちがある。一戦一戦を楽しみながら、話し合いながら、しっかりと次につなげていけるように、明日も頑張りたいと思います。
松本 まだ明日の相手が決まっていないですけど、自分たちのできることをまずやって、試合に臨みたいです。
取材・文・写真/平野貴也
【過去の大会結果】
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