世界のトッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げるBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。昨年から新たに日本で始まった国際大会は、今年も大盛況。ここでは、大会3日目を戦った注目選手たちのコメントを紹介する。
緑川大輝(奥)&齋藤夏
混合ダブルス
2回戦はインドネシアペアに2-0で勝利
――試合を振り返って
緑川 1ゲーム目は、何度かリードされる場面もありましたが、相手は、飛ぶ方のエンドだったので(ロブを)上げにくいのか、迷っているように見えました。そこは救いでしたし、最後まで攻めることができました。第2ゲームは、そのまま勢いよくいけたのでよかったです。
齋藤 1ゲーム目は、自分のミスがちょっと多かったですけど、15オールくらいからサービスまわりでうまくしのげたところがよかったと思います。
――クロスのカウンターレシーブが決まるような場面も多かった
緑川 相手の男子選手が自分と似たような、身長の低い選手。低空戦になるとは思っていました。だから、常にそれをねらいながら、相手がどこにいるかを確認して、ネット前は夏に任せて、ハーフと後ろでの自分の仕事に集中できました。
――対策として、ネット前で気をつけたことは?
齋藤 1ゲーム目はハーフに打ってくる球が多かったけど、エンドが変わって相手がヘアピンを打つことが多くなった。そこを(プッシュで)突っつくことを意識しました。
――ベスト8に進出
緑川 日本開催なので、ベスト8に入れてよかったとは思います。まだ明日がありますし、勝ち続ければ日曜日まである。1試合1試合、勝っていけたらと思います。
――明日は、渡辺勇大/田口真彩を破った、マレーシアペアとの対戦
齋藤 ねばってくるし、右・左(利き)のペア。やりにくい部分があるので、そこをしのいでいきたいとです。
緑川 勝っている(4勝0敗の)イメージですが、最近は対戦していない(※2023年8月が最後)。しかも、相手は最近、結果を出してきているので、初対戦のつもりで、挑戦者の気持ちでやっていこうと思います。
取材・文・写真/平野貴也
【過去の大会結果】
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