世界のトッププレーヤーたちが熱戦を繰り広げるBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。昨年から新たに日本で始まった国際大会は、今年も大盛況。ここでは、大会2日目を戦った注目選手たちのコメントを紹介する。
宮崎友花
女子シングルス
1回戦は前回大会優勝のインドネシア選手に0-2で敗戦
――パリ五輪・銅メダリストと初対戦
相手のタッチが独特で、自分のプレーがうまく出せないまま試合が進んでしまいました。前の球をうまく止められてしまう感じで、タイミングがちょっと違うというか。最近は、対策をしてきている選手が多い。そこで、うまくいかないことに気持ちが引っ張られてしまうことが多く、今日もそこが反省点。直していきたいです。ただ、相手が甘く出してきた球をカウンターで得点にできている部分は、練習してきていることなので、自信にして、次の目標に向けて気持ちを切り替えたいです。
――どんな対策をされているか
私の得意な球を打ったときに、読まれているわけではないけど、ギリギリで決まらないことが多くなっていると感じます。これからは対策をされることも増えますが、強い選手はそこを乗り越えている。自分も乗り越えていきたいです。
――ミスに対して気持ちの面は改善はできている?
国際大会で結果が出るようになって、(準優勝した)中国オープンでは自分のミスをあまり気にしていなかったのか、崩れずにできていると思っていました。でも、今は崩れないようにしなきゃって思ってしまっているのかな……と。(勝たなければという場面で崩れやすい?)そう……ですかね。1本のミスに対して、次を止めないと、と自分に厳しくし過ぎているのかなとも思います。
――会場の雰囲気はどう感じた?
学生や小さい子の応援がすごく聞こえて力になったのですが、勝つことができなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
――今後の目標
中国マスターズまで、ワールドツアーのポイントが加算されるので、次の大会で結果を出して、ワールドツアーファイナルズに出たいです。中国オープンで一気にポイントを加算できたので、ファイナルズに出られるかもと思うようになりました。あとは、12月に全日本総合があるので、学生のうちに優勝したいです。
取材・文・写真/平野貴也
【過去の大会結果】
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