10月16日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢はシードの女子ダブルス以外の4種目が、海外のライバルたちと試合に挑んだ。
4選手が登場した女子シングルスは、秋以降に好調をキープする宮崎友花(上写真)が、仁平菜月との日本人対決に挑む。第1ゲームを13本で宮崎が奪うと、第2ゲームも17本で制し初戦を突破した。山口茜はシンガポールのイェオ・ジャミンと対戦。互いに1ゲームずつ奪った後のファイナルゲームは、イェオ・ジャミンが先行。山口は後半に点差を詰めたが、最後まで捕まえきれずに17本で敗戦した。インドネシアの若手選手と対戦した大堀彩は、接戦を繰り広げるも0−2で敗戦。女子シングルスの2回戦には宮崎のみが勝ち進んだ。
男子シングルスは西本拳太(上写真)と大林拓真が1回戦に登場。西本はアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)と1時間を超える熱戦を展開し、ファイナルゲーム22-20で勝利。アイルランド選手との勝負となった大林拓真も白星をつかみ、男子シングルスは初日1回戦を制した渡邉航貴を含め、3人が2回戦に進出した。
男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾(上写真・右)が、ベテランのセティアワン/アッサン(インドネシア)との勝負を2−0で制して初戦突破。混合ダブルスで若手の田口とのペアで挑んだ渡辺勇大は、第1ゲーム14本、第2ゲームも17本に抑えられて0-2負け。2回戦には勝ち進めなかった。
10月16日(残り1回戦)の結果、17日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月16日)
西本拳太②〔21−12、15−21、22−20〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)68分
大林拓真②〔21−14、12−21、21−19〕1●ナット・グエン(アイルランド)70分
▼2回戦(10月17日)
渡邉航貴 – クンラビット・ビティサラン(タイ)
西本拳太 – ラスムス・ゲンケ(デンマーク)
大林拓真 – アンダース・アントンセン(デンマーク)
【女子シングルス】
▼1回戦(10月16日)
大堀彩●0〔19−21、18−21〕②プトゥリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)45分
宮崎友花②〔21−13、21−17〕0●仁平菜月50分
山口茜●1〔10−21、21−10、17−21〕②イェオ・ジャミン(シンガポール)
▼2回戦(10月17日)
宮崎友花 – イェオ・ジャミン(シンガポール)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月16日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−8、21−15〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)28分
▼2回戦(10月17日)
保木卓朗/小林優吾 – 楊博涵/劉廣珩(台湾)
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月17日)
志田千陽/松山奈未 – トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)
中西貴映/岩永鈴 − 宋碩芸/余芊慧(台湾)
【混合ダブルス】
▼1回戦(10月16日)
渡辺勇大/田口真彩●0〔14−21、17−21〕②フーPR/チェンSY(マレーシア)
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