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【イベントレポート】「スポーツの日」中央記念行事『スポーツ祭り 2024』で松友美佐紀が子どもたち50人を指導

10月14日の「スポーツの日」には、各地で気軽にスポーツを楽しめるイベントが開催された。スポーツ庁、独立行政法人日本スポーツ振興センター、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本レクリエーション協会、公益財団法人日本パラスポーツ協会は、令和6年度「スポーツの日」中央記念行事として「スポーツ祭り 2024」を、味の素ナショナルトレーニングセンターで開催した。

「スポーツ祭り 2024」の中では、エクササイズやレクリエーションを通して体を動かすプログラムから、オリンピック競技の体験教室など様々なプログラムを実施。各プログラムでは、オリンピアンやパラリンピアンをはじめ、多数のトップアスリートがゲスト講師として参加した。

左から舛田圭太さん、松友美佐紀、名倉康弘コーチ、畑健二コーチ、齋藤亘コーチ、本田和裕コーチ

バドミントン教室では、リオデジャネイロ五輪金メダリストの松友美佐紀がゲスト講師として参加。シドニー五輪、アテネ五輪、北京五輪と五輪3大会に出場し、現在は日本バドミントン協会テクニカルエキスパートを務める舛田圭太さんが講師兼進行で指導を行なった。

ナショナルトレーニングセンターでバドミントンを体験したのは、小学1年生から6年生50名。現日本代表の松友がクリアーやカット、スマッシュ、ヘアピン、レシーブといったショットをデモンストレーションしたあと、舛田さんから「今日は、まずスマッシュを打てるようになりましょう」とプログラムの説明があり、5面に分かれ、手投げノックでシャトルを打った。

子どもたちの前でデモンストレーションする松友

この日は、ナショナルトレーニングセンターでジュニアナショナルU16合宿中ということもあり、ジュニアナショナルで指導する名倉康弘コーチ、畑健二コーチ、齋藤亘コーチ、本田和裕コーチもサポートコーチとして指導。バドミントン教室に参加した50名の小学生のうち、半数以上が初めてバドミントンを体験する子どもたちだったが、豪華講師陣の指導で、徐々にうまく打てるようになっていった。

初めてラケットを持つ子どもたちに、ラケットの持ち方から指導
ラケットにシャトルが当たるようにコツをアドバイスする松友

子どもたちの手を取りながら、丁寧に声をかけて指導した松友は「年に1回くらいは講習会などで子どもたちと接する機会はありますが、初めてバドミントンにチャレンジするという子どもたちとこれだけたくさん接するのは初めて。私自身新しい経験でしたし、とても楽しかった」と話した。また、2時間の教室の最後には、松友から子どもたちに「バドミントンを続けてくれて、またどこかで会えたらうれしい。バドミントンだけじゃなく、体を動かしたり、いろいろなことに挑戦して。家に帰ったら、宿題も忘れずにやってね」とメッセージが送られた。

バドミントン教室の最後には、試合形式でラリーも

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

 

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