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【アークティックオープン2024】渡邉航貴がパリ五輪銅メダリストを撃破!宮崎友花、中西&岩永もベスト4入り!<準々決勝結果>

10月11日に開催されたBWFワールドツアー・アークティックOP(フィンランド・ヴァンター/Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本代表は男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスがベスト4をかけて準々決勝に挑んだ。

2回戦/3日目結果
(10月10日)

1回戦/2日目結果
(10月9日)

1回戦/初日結果
(10月8日)

奈良岡功大、渡邉航貴(上写真)が準々決勝に勝ち進んだ男子シングルス。ベスト4入りを決めたのは、マレーシアのリー・ジジャを下した渡邉だ。第1ゲームを21-15で先制した渡邉は、第2ゲームを奪われた後のファイナルゲームで奮起。中盤13-11の場面から連続ポイントで抜け出して21-12。パリ五輪の銅メダリストを下して、準決勝へと進んだ。奈良岡は、同世代のライバル、クンラビット・ビティサラン(タイ)との勝負に挑むも、第1ゲームを16本で奪われ、第2ゲームも競り合いを先に抜け出されて敗戦。上位進出を逃した。

女子ダブルスは、今季のツアーで好調を維持している中西貴映/岩永鈴が、中国の賈一凡(ジャ・イーファン)/李汶妹(リー・ウェンメイ)と対戦。パリ五輪の金メダリストでもある賈一凡を相手に、第1ゲームは10本で抑えられた中西/岩永。しかし、第2ゲームは激しい競り合いとなり、22オールから日本ペアが先に抜け出しファイナルゲームに持ち込んだ。

最終ゲームは、序盤から中国ペアにリードを奪われるも、落ち着いて点差を縮め9オール。中盤は接戦となったが、今度は中西/岩永がリードして19-14にすると、相手の追走を振り切って勝利。ベスト4進出を決めた。

女子シングルスは、宮崎友花と仁平菜月の日本人対決となり、2−0で抑えた宮崎が準決勝へ。9月からの好調をキープし、再び上位大会での決勝をねらう。

9月の中国OPで準優勝の成績を残した宮崎友花が、再び上位大会で活躍

11日(準々決勝)の結果、12日(準決勝)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(10月11日)

周天成(台湾)②〔22−20、13−21、21−19〕1●アレックス・ラニエ(フランス)87分

渡邉航貴②〔21−15、13−21、21−12〕1●リー・ジジャ(マレーシア)66分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−5、21−12〕0●李卓耀(香港)35分

クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−16、21−12〕0●奈良岡功大

▼準決勝(10月12日)

クンラビット・ビティサラン(タイ) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

渡邉航貴 − 周天成(台湾)

【女子シングルス】

▼準々決勝(10月11日)

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔24−22、10−21、23−21〕1●スパニダ・カテソン(タイ)72分

宮崎友花②〔21−16、21−16〕0●仁平菜月53分

グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)②〔21−15、21−18〕0●ミシェル・リー(カナダ)37分

韓悦(中国)②〔17−21、21−14、21−9〕1●イェオ・ジャミン(シンガポール)56分

▼準決勝(10月12日)

宮崎友花 – ラチャノック・インタノン(タイ)

韓悦(中国) − グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(10月11日)

梁偉鏗/王昶(中国)②〔21−17、16−21、21−17〕1●ティーKW/マンWC(マレーシア)58分

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)②〔23−21、19−21、22−20〕1●アルフィアン/アルディアント(インドネシア)73分

デチャポル/キティヌポン(タイ)②〔21−10、10−21、21−10〕1●レーン/ベンディ(イングランド)54分

アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−12、13−21、21−19〕1●李哲輝/楊博軒(台湾)54分

▼準決勝(10月12日)

デチャポル/キティヌポン(タイ) − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)

王昶/梁偉鏗(中国) − ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(10月11日)

譚寧/劉聖書(中国)②〔21−9、21−11〕0●宋碩芸/余芊慧(台湾)41分

李怡婧/羅徐敏(中国)②〔21−10、21−12〕0●N・アイムサード/B・アイムサード(タイ)36分

ティナー/タン(マレーシア)②〔21−8、21−18〕0●張淨惠/楊景惇(台湾)32分

中西貴映/岩永鈴②〔10−21、24−22、21−17〕1●賈一凡/李汶妹(中国)91分

▼準決勝(10月12日)

譚寧/劉聖書(中国) − 李怡婧/羅徐敏(中国)

中西貴映/岩永鈴 – ティナー/タン(マレーシア)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(10月11日)

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−13、21−8〕0●クシャリヤント/クスマワティ(インドネシア)38分

程星/張馳(中国)②〔21−11、14−21、21−12〕1●スパク/サプシリー(タイ)60分

ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔21−19、21−15〕0●フーPR/チェンSY(マレーシア)40分

蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔21−9、21−14〕0●リバルディ/メンタリ(インドネシア)30分

▼準決勝(10月12日)

馮彦哲/黄東萍(中国) − 程星/張馳(中国)

ゴーSH/ライSJ(マレーシア) − 蒋振邦/魏雅欣(中国)

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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