10月9日に開催されたBWFアークティックOP(フィンランド・ヴァンター/Super500)2日目は、男子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの3種目の1回戦が行なわれた。日本からはA代表の選手などが出場し、海外のライバルたちと白熱した戦いをくり広げている。
男子シングルスは、5選手が今大会にエントリー。カナダのブライアン・ヤンと対戦した奈良岡功大(上写真)は、第1ゲームを17本で先制すると、続く第2ゲームは9本に抑えて勝利。渡邉航貴はベルギー選手にファイナル勝負となったが、最終ゲームは8本で制し、2回戦に駒を進めた。
9月の香港OP(S500)で準優勝を飾った中国の雷蘭曦(レイ・ランシー)との対戦となった田中湧士は、90分を越える大接戦に。第1ゲームは21-17で田中が先取。第2ゲームは27オールの白熱したラリーを、雷蘭曦が制した。ファイナルゲームも前半は競り合う展開となったが、後半に田中が8連続得点を奪って勝負あり。熱戦を制した田中が、初戦を突破した。
男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾、三橋健也(上写真・左)/岡村洋輝らが登場。ジャパンOP以来の国際大会となった保木/小林は、イングランドペアにファイナルゲームの末に勝利。三橋/岡村も、スコットランドペアとの接戦を2-1で制し、2回戦進出を決めている。
9日(1回戦)の結果、10日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月9日)
大林拓真●1〔21−14、10−21、12−21〕②ナット・グエン(アイルランド)72分
田中湧士②〔21−17、27−29、21−16〕1●雷蘭曦(中国)91分
渡邉航貴②〔19−21、21−15、21−8〕1●ユリエン・カラッギ(ベルギー)54分
西本拳太●1〔13−21、21−15、17−21〕②蘇力揚(台湾)77分
奈良岡功大②〔21−17、21−9〕0●ブライアン・ヤン(カナダ)46分
▼2回戦(10月10日)
田中湧士 – リー・ジジャ(マレーシア)
渡邉航貴 – 陸光祖(中国)
奈良岡功大 – 蘇力揚(台湾)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月9日)
三橋健也/岡村洋輝②〔21−15、19−21、21−16〕1●C・グリムリー/M・グリムリー(スコットランド)70分
保木卓朗/小林優吾②〔21−10、20−22、21−12〕1●ヘミング/ファン・リューウェン(イングランド)55分
【女子シングルス】
▼2回戦(10月10日)
大堀彩 – 仁平菜月
宮崎友花 – カースティ・ギルモア(スコットランド)
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月10日)
中西貴映/岩永鈴 – マックフェルソン/トランス(スコットランド)
石川心菜/古根川美桜 – 賈一凡/李汶妹(中国)
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文/バドミントン・マガジン編集部
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