9月30日にU19世代の世界一を決める世界ジュニア2024が中国・南昌で開幕した。日本はジュニアナショナルU19代表の選手らが参戦。9月30日から10月5日まで団体戦を実施し、10月7日から13日まで個人戦が行なわれる。
世界ジュニアの団体戦は、今大会から大会方式が変更された。従来の男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目の結果で勝敗を争うシステムから、5種目それぞれ2試合ずつ、合計10試合を実施。試合の勝敗は、10試合の累計得点が先に110点となったチームを勝者とするリレー方式で決定する(試合の流れの詳細は結果の後に掲載)。大会は8つに分かれた予選リーグの最上位チームが決勝トーナメント進出し、優勝を争う。
日本は、予選リーグのグループGでイングランド、スロベニア、ラトビア、ウガンダと同組に入った。大会初日の30日は、ラトビア、ウガンダと対戦し、ラトビアには110-48、ウガンダにも110-48で快勝。2連勝で好スタートを切っている。日本はこの後、10月1日にイングランド、10月2日にスロベニアと対戦する。
9月30日に行なわれた予選リーグの結果は以下の通り。
▼グループG
日本(1勝) 110-48 ラトビア(1敗)
1 WS1 松田仁衣菜 11-2 Anete Priedniece
2 MS1 山田琉碧 22-6 Regnars Bajars
3 WD1 平本梨々菜/玉木亜弥 33-10 Mackevica/Priedniece
4 MD1 稲川蓮二郎/三浦大地 44-19 Bajars/Sala
5 XD2 松川健大/平本梨々菜 55-23 Vilnis/Freija
6 WS2 白川菜結 66-28 Madara Mackevica
7 MS2 西尾寿輝 77-31 Rudolfs Andersons
8 WD2 相磯美心/上野凛 88-35 Freija/Mukiele
9 MD2 澤田修志/山城政人 99-43 Andersons/Vilnis
10 XD1 山田琉碧/相磯美心 110-48 Sala/Mukiele
日本(2勝) 110−48 ウガンダ(2敗)
1 XD2 山城政人/畠山想来 11−5 Ofoyuru/Kyomukama
2 WS2 阿波芽衣咲 22−5 Nazifa Nakiyemba
3 MS1 髙野日向 33−10 Aaron Ndawula
4 WD1 相磯美心/上野凛 44−17 Kyomukama/Nakiyemba
5 MD1 中静悠斗/松川健大 55−23 Kibirige/Ofoyuru
6 XD1 澤田修志/玉木亜弥 66−28 Kibirige/Kyomukama
7 WS1 横内美音 77−30 Ramiah Bukenya
8 MS2 西尾寿輝 88−37 Arafat Tendo Kibirige
9 WD2 畠山想来/神尾朱理 99−43 Bukenya/Nakiyemba
10 MD2 稲川蓮二郎/三浦大地 110−48 Ndawula/Ofoyuru
【試合の流れ】
第1試合はどちらかが11点を手にした時点で終了し、第2試合は、第1試合で両チームが得点したスコアをそのまま継続して行なう。第2試合はどちらかが上限となる22点を奪った時点で終了。第3試合も同様にスコアを継続しながら行ない(33点となった時点で第4試合へ)、最終的に110点を先に奪ったチームが勝者となる。
試合で敗れた選手/ペアの得点が5点未満だった場合、次の試合は、得点の少ない選手/ペアの試合番号×5の得点からスタートする。例えば、第1試合(Aチーム −Bチーム)で、Aが11点、Bが3点だった場合、第2試合はAが11点、Bは5点から開始となる。仮にBチームが得点を奪えずに試合が進んでも、第10試合は99‐45からスタートすることになる。なお、1人の選手が出場できる試合数は、最大4試合まで。
【選手】
▼男子
稲川蓮二郎、三浦大地(埼玉栄高③)
中静悠斗、松川健大(ふたば未来学園高③)
山田琉碧(福井工大附福井高③)
澤田修志、髙野日向(埼玉栄高②)
川野寿真(ふたば未来学園高②)
西尾寿輝(東大阪大柏原高②)
山城政人(ふたば未来学園高①)
▼女子
平本梨々菜、横内美音(青森山田高③)
相磯美心、松田仁衣菜(福井工大附福井高③)
上野凛(埼玉栄高③)
玉木亜弥(四天王寺高③)
白川菜結(柳井商工高②)
神尾朱理(四天王寺高②)
畠山想来(ふたば未来学園高①)
阿波芽衣咲(柳井中③)
【監督】
明神憲一(日本協会ジュニア強化部員)
【コーチ】
大屋貴司、友金幸雄、井田貴子、本多裕樹、竹光唯至、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部員)
【トレーナー】
泉堅吉(バイプレーヤーズ)
【映像分析】
飯塚太郎(JSCハイパフォーマンス・サポート事業)