【中国オープン2024】宮崎友花は初のS1000決勝で準優勝。奈良岡功大も中国選手に敗れ準Vに終わる<決勝戦結果>

9月22日に開催されたBWFワールドツアー・中国オープン(Super1000/常州)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本勢は男子シングルスの奈良岡功大、女子シングルスの宮崎友花が優勝をかけて決勝戦に挑んだ。

5日目/準決勝結果
(9月21日)

4日目/準々決勝結果
(9月20日)

3日目/2回戦結果
(9月19日)

2日目/1回戦結果
(9月18日)

初日/1回戦結果
(9月17日)

ワールドツアーでの久々のタイトル獲得に向けて決勝の舞台に立った奈良岡(上写真)は、世界ランク25位の翁泓陽(ウェン・ホンヤン/中国)と対戦。準決勝でライバルのクンラビット・ビティサラン(タイ)を下した勢いそのままに勝利をつかみたかった奈良岡は、第1ゲームから接戦を展開。相手の得意な強打をさばきながらポイントを獲得したが、後半はバック奥を突かれてリズムをつかめず、17-21で先制を許した。

第2ゲームに入ると、連続失点によって点差を広げられた奈良岡。中盤9-12と3点差まで詰めたものの、地元優勝をねらう翁泓陽がスピードアップ。これに対応できない奈良岡が再び連続失点を喫し、12-21で敗戦。久々の優勝には届かなかったが、Super1000で準優勝の成績を残した。

女子シングルスは、S1000の頂上決戦に初めて挑む宮崎(上写真)が、中国の王祉怡(ワン・ジーイ)と激突。第1ゲームは、宮崎が相手を左右に揺さぶりながらチャンスをつくり、鋭いスマッシュを決めるなどして9−8。中盤以降も王祉怡と好ラリーを展開したが、終盤に点差を広げられ17-21で先取される。

第2ゲームに入っても、序盤から主導権の奪い合い。点差は離れずに試合が進むと、宮崎は相手の逆を突くショットなどで得点をつかむ。8-9と中盤まで競り合ってみせたが、ここで宮崎のミスもあり4連続失点。リードを手にした王祉怡に対し、宮崎はなかなか流れを引き戻せず、後半はアウトミスなどが重なり15-20。最後のポイントも王祉怡に奪われ、宮崎は0-2のストレート負け。それでも、S1000の上位大会で初の準優勝の好成績をつかんだ。

22日の決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

翁泓陽(中国)②〔21−17、21−12〕0●奈良岡功大54分

大会を通してねばり強さが光った奈良岡功大(左)が準優勝で大会を終えた

【女子シングルス】

王祉怡(中国)②〔21−17、21−15〕0●宮崎友花52分

今大会はトップランカーを下して決勝に進出した宮崎友花(左)。Super1000で初の準優勝を飾った

【男子ダブルス】

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)②〔13−21、21−12、21−17〕1●何濟庭/任翔宇(中国)58分

【女子ダブルス】

李怡婧/羅徐敏(中国)②〔11−21、21−18、21−8〕1●李汶妹/張殊賢(中国)71分

【混合ダブルス】

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔16−21、21−14、21−17〕1●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)72分

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2024/09/22
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