【国内ニュース】日本協会が櫻本&東野のデンマークOPへのエントリー漏れを公表

日本バドミントン協会は、10月15日からデンマークのオーデンセで行なわれるデンマークオープンに関して、所属チームからエントリー依頼を受けていた選手2名のBWF(世界バドミントン連盟)への大会エントリー漏れがあったことを発表した。

該当選手は櫻本絢子(ヨネックス)と東野有紗(BIPROGY)で、両選手は9月6日から11日に鳥取で開催されていた全日本社会人選手権から新たにペアを組んでいる。

渡辺勇大との混合ダブルスペアで東京とパリの五輪2大会連続銅メダル獲得を果たした東野は、8月に行なわれたジャパンOPを最後に渡辺とのペアを解消し、櫻本との女子ダブルスでロサンゼルス五輪をめざすことを表明している。

日本バドミントン協会は9月13日に、櫻本/東野のデンマークオープンへのエントリー漏れに関して書面で発表。「国際大会への申し込みについては、エントリー選手リストを作成した後に、エントリーの作業を進めておりますが、今回の事案については協会からのエントリー作業に誤りがあり、エントリーが漏れておりました。加えて、情報共有のために参加選手の所属チームへリストの共有もメールにて行なっていましたが、一部所属チームへのリストの送付も漏れておりました」と、その経緯を説明している。

パリ五輪後の海外遠征に関しては、従来の日本協会による派遣(協会派遣)、所属チームによる派遣(自費派遣)に加え、協会と所属チームによる共同派遣も始まり、複数の形式での派遣を行なっている。エントリー漏れは、こうした複雑化する大会エントリー業務の中で起こったこととし、「あらためて一連の作業についての点検を行なうとともに、エントリーに関する手順・ルールの徹底および見直しも含めて再発防止の体勢を整えてまいります」と再発防止に努めることを明らかにした。

また、今回、エントリー漏れのあった櫻本と東野に対しては、両所属先と協議の上で対応を検討していくとしている。

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2024/09/13

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