9月12日に開催されたBWFワールドツアー・香港OP(Super500/九龍)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本は男女シングルスに出場しており、男子シングルスの奈良岡功大、女子シングルスの宮崎友花、大堀彩がベスト8入りを決めている。
男子シングルスは、1回戦を勝ち上がった奈良岡(上写真)と大林拓真が激突。第1ゲームを奪ったのは大林。5-10から12オールに持ち直すと、そこからリードを奪って21-19で制した。第2ゲームに入ると、互いに主導権を譲らずポイントの奪い合いに。競り合いは24オールまで続いたが、最後は奈良岡が抜け出して26-24。ファイナルゲームに突入する。
長丁場となった試合は、スタミナ戦に強い奈良岡が底力を発揮。序盤に6連続得点などで大林を引き離し、スコアは14-4。大林も最後の抵抗を試みるも、奈良岡が90分にも及ぶ勝負を21-11で締め、準々決勝進出を決めた。
女子シングルスは、1回戦を突破した宮崎(上写真)が、2回戦でパリ五輪にも出場したミャンマー代表のザ・タール・トゥザールと対戦。ファイナルゲームにもつれた試合を制し、ベスト8に進出した。同じく1回戦を勝ち上がっていた大堀は、地元の香港選手を2-1で勝利。準々決勝に駒を進めている。
日本選手の2回戦(9月12日)結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(9月12日)
奈良岡功大②〔19−21、26−24、21−11〕1●大林拓真90分
▼準々決勝(9月13日)
奈良岡功大 – ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
アンソニー・S・ギンティン(インドネシア) − ジェイソン・グナワン(香港)
ビクター・アクセルセン(デンマーク) − 周天成(台湾)
雷蘭曦(中国) − 李卓耀(香港)
【女子シングルス】
▼2回戦(9月12日)
宮崎友花②〔13−21、21−12、21−12〕1●ザ・タール・トゥザール(ミャンマー)54分
大堀彩②〔9−21、21−16、21−12〕1●サロニ・サミルブハイ・メハタ(香港)52分
▼準々決勝(9月13)
宮崎友花 – ラチャノック・インタノン(タイ)
大堀彩 – 韓悦(中国)
ポンパウィ・チョチュウォン(タイ) − ブサナン・ンバルンパン(タイ)
プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア) − リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)
【男子ダブルス】
▼準々決勝(9月13)
徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国) − フィクリ/マーティン(インドネシア)
金基正/金サラン(韓国) − カルナンド/マウラナ(インドネシア)
ティーKW/マンWC(マレーシア) − グタマ/イスファニ(インドネシア)
王齊麟/邱相榤(台湾) − 周昊東/黄荻(中国)
【女子ダブルス】
▼準々決勝(9月13日)
李紹希/ペク・ハナ(韓国) − 申昇瓚/イ・ユリム(韓国)
ティナー/タン(マレーシア) − クスマ/プラティウィ(インドネシア)
張殊賢/李汶妹(中国) − 金昭英/孔熙容(韓国)
金ヘジョン/鄭ナウン(韓国) − 譚寧/劉聖書(中国)
【混合ダブルス】
▼準々決勝(9月13日)
馮彦哲/黄東萍(中国) − フーPR/チェンSY(マレーシア)
チェンTJ/トーEW(マレーシア) − 郭新娃/陳芳卉(中国)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − 程星/張馳(中国)
鄧俊文/謝影雪(香港) − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
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文/バドミントン・マガジン編集部
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