8月29日に開催されたBWFワールドツアー・韓国OP（木浦・Super500）3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本勢は男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスに出場。上位進出をめざし、海外のライバルたちとしのぎを削った。
日本勢の中で準々決勝へと勝ち進んだのは、男子シングルスの奈良岡功大（上写真）。カナダのブライアン・ヤンとの勝負に挑んだ奈良岡は、第1ゲームを21−15で先制。第2ゲームは7本で奪われたが、仕切り直したファイナルゲームは中盤13-6とリード。ここから相手に15オールまでスコアを戻されたが、再び先行した奈良岡が21-19で振り切り、1時間を超える接戦を制した。
女子シングルスで唯一勝ち残っていた水津愛美（上写真）は、中国の韓悦（ハン・ユェ）と対戦。第1ゲームこそ相手に奪われたが、第2ゲームは大きくリードを広げた水津が、21-13で取り返しファイナルゲームへ。逆転勝利をねらった水津だが、中盤の10連続失点が響き、最後は15-21で敗戦。準々決勝進出はならなかった。
このほか、男子シングルスの大林拓真、女子ダブルスの石川心菜／古根川美桜はそれぞれ0-2のストレート負け。女子ダブルスの志田千陽／松山奈未は、序盤でキケンしたことにより2回戦敗退に終わった。
8月29日の2回戦結果、準々決勝（8月30日）の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦（8月29日）
奈良岡功大②〔21−15、7−21、21−19〕１●ブライアン・ヤン（カナダ）76分
大林拓真●０〔17−21、9−21〕②林俊易（台湾）36分
▼準々決勝（8月30日）
石宇奇（中国） − 李卓耀（香港）
奈良岡功大 – 陸光祖（中国）
李佳豪（台湾） − 李詩灃（中国）
林俊易（台湾） − アンダース・アントンセン（デンマーク）
【女子シングルス】
▼2回戦（8月29日）
水津愛美●１〔13−21、21−13、15−21〕②韓悦（中国）56分
▼準々決勝（8月30日）
リン・シャンチ（台湾） − チウ・ピンチャン（台湾）
韓悦（中国） − キム・ガウン（韓国）
イェオ・ジャミン（シンガポール） − シム・ユジン（韓国）
王祉怡（中国） − ポンパウィ・チョチュウォン（タイ）
【女子ダブルス】
▼2回戦（8月29日）
志田千陽／松山奈未●〔1−3、キケン〕②謝沛珊／洪恩慈（台湾）1分
石川心菜／古根川美桜●０〔13−21、10−21〕②金ヘジョン／鄭ナウン（韓国）34分
▼準々決勝（8月30日）
李紹希／ベク・ハナ（韓国） − 李怡婧／羅徐敏（中国）
ティナー／タン（マレーシア） − 鄧淳薫／楊筑雲（台湾）
金ヘジョン／鄭ナウン（韓国） − 許尹鏸／林芝昀（台湾）
申昇瓚／イ・ユリム（韓国） − 謝沛珊／洪恩慈（台湾）
【男子ダブルス】
▼準々決勝（8月30日）
徐承宰／カン・ミンヒュク（韓国） − キッティヌポン／スパク（タイ）
王齊麟／邱相榤（台湾） − 金基正／金沙朗（韓国）
カルナンド／マウラナ（インドネシア） − 催率圭／許侊熙（韓国）
フィクリ／マーティン（インドネシア） 何濟庭／任翔宇（中国）
【混合ダブルス】
▼準々決勝（8月30日）
金ワンホ／鄭ナウン（韓国） − 楊博軒／胡綾芳（台湾）
郭新娃／李茜（中国） − トフト／マグランド（デンマーク）
ゴーSH／ライSJ（マレーシア） − チェンTJ／トーEW（マレーシア）
程星／張馳（中国） − 葉宏蔚／ニコール・ゴンザレス・チャン（台湾）
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文／バドミントン・マガジン編集部
