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【ジャパンオープン2024】「今日できることは精一杯できた。五輪同様、よいところだけでなく、悪いところもすべて出た試合」(大堀彩)〈選手コメント-準々決勝2〉

8月20日から25日まで開催されているダイハツ・ジャパンオープン(横浜アリーナ/SUPER750)は、8月23日、大会4日目の競技を実施。各種目の準々決勝が行なわれている。ここでは、日本選手のコメントを紹介する。

大堀彩

女子シングルス準々決勝結果:ブサナン・ンバルンパン(タイ)に1-2で敗戦

今日のできることは、精一杯という感じです。何回も何回も(気持ちが)折れかけたことがありましたけど、子どもたちも見てくれていますし、自分が今やっている使命というか、小さい子どもたちに夢や希望を少しでも与えられれば、やっていることの価値みたいなものがあると思うので、いい背中を見せられるようにと思ってやっていました。

試合に入る段階では体をつくることができたのですが、試合が始まって少しずつラリーも長くなり、昨日と同様、我慢比べのようなところがありました。でも、最後のサイドアウトなどは、自分が焦って1点を欲しがっていたのかなと思います。もっとラリー戦に持ち込めばチャンスは大きかったと思いますが、最後のラリーも単発で、ちょっと自分の悪いところが出たかなと思います。でも、五輪同様、よいところだけでなく、悪いところも、すべて出た試合だったかなと思います。

最後は諦めがついたというか、相手も動きがよかった。残り少なくなった同級生で、ジュニア時代から切磋琢磨してきた相手。もちろん勝ちたかったのが正直な気持ちですけど、私もベストは尽くせました。今日は、やり切ったなという感じがありました。

一旦、休みたいのが正直なところ。少し時間を置いたら海外遠征も始まるのですが、気持ちの部分でのリラックスの時間が少しほしいです。

仁平菜月

女子シングルス準々決勝結果:戴資穎(台湾)に0-2で敗戦

自分のやるべきことを徹底しようと思って試合に入りましたが、そこをやらせてもらえない難しさがありました。相手が足を止めてくるショットを打つことや、相手のショットが多彩にあると意識し過ぎて、球を最後まで見すぎて準備が遅れたり、ミスをしないように入れていこうと慎重になりすぎて動きが止まってしまったりしてしまいました。終始、相手のやりたいラリーになってしまったと思います。中盤は、自分がミスをしなかったことで取れた点数だと思います。

こういう、うまくいかない場面で展開を変えられるとか、こういうショットがあるぞとか、仁平と言えば、こういうショットを持っているというのを、まだまだつくっていかないといけないと思っています。

取材・構成/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

写真/Badminonphoto

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