8月20日から25日まで開催されているダイハツ・ジャパンオープン(横浜アリーナ/SUPER750)。大会2日目の21日は、各種目1回戦の残り試合が行なわれた。
各種目とも、ドローのボトムハーフの1回戦が行なわれた大会2日目。パリ五輪を終えて、初のワールドツアー上位大会ということもあり、男子シングルスは、初日に続き波乱があった。2021年の世界選手権覇者のロー・ケンイゥ(シンガポール)がストレートの敗戦で大会を去ることに。また、第2シードのアンダース・アントンセン(デンマーク)は第1ゲーム途中で棄権した。
男子シングルスで順当に勝ち上がったのは、34歳の周天成(台湾/写真上)。中国の陸光祖をストレートで退けた。また、男子ダブルスでは、第2シードで、昨年の世界選手権を制した徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)が実力を発揮し、2回戦へコマを進めている。
女子ダブルスで注目を集めたのは、パリ五輪で金メダルを獲得した賈一凡が李汶妹(いずれも中国)とのペアで出場。37分の快勝で、2回戦へ進んだ。
一方、混合ダブルスのパリ五輪銅メダリストの金ワンホ/鄭ナウン(韓国)は1回戦で敗れている。
【男子シングルス】
▼1回戦(8月21日)
王子維(台湾)②〔21−18、21−16〕0●ロー・ケンイゥ(シンガポール)42分
周天成(台湾)②〔21−16、21−17〕0●陸光祖(中国)49分
サティーシュ・クマール・カルナカラン(インド)○〔6−1途中棄権〕アンダース・アントンセン(デンマーク)
【男子ダブルス】
▼1回戦(8月21日)
徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)②〔21−13、21−16〕0●ジョムコー/ケドレン(タイ)
【女子ダブルス】
▼1回戦(8月21日)
賈一凡/李汶妹(中国)②〔21−15、21−19〕0●シュー・インフイ/リン・ジーユン(台湾)37分
ティナー・ムラリザラン/ピアリー・タン(マレーシア)②〔21−17、22−24、21−11〕1●胡綾芳/ジェン・ユーチェー(台湾)58分
譚寧/劉聖書(中国)②〔21−7、21−5〕0● J・チャン/C・チョイ(カナダ)25分
【混合ダブルス】
▼1回戦(8月21日)
ジョムコー/パウィサムプラン(タイ)②〔21−18、21−14〕0●金ワンホ/鄭ナウン(韓国)36分
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/小山真司